個人情報

同じマンションに、同じ姓のお宅 (仮に奥様をさんとしておきます) があります。
息子と同じ小学校に通うお子さんがいますが、学年は違います。

先週のこと。電話で、

　「さんのおうちは、こどもチャレンジやってました？」
　「ええ、子供、二人とも。この間の個人情報漏えいで、図書券貰いましたけど」
　「君、５年生だからだと思うんだけど、今、変な電話かかってきて、「５年生の君に……」って話すから
.　　　「同じマンションで同姓の、別のお宅じゃないですか」って言ったら、電話番号教えろ、って」
　「あらま」
　「教えられないって言ったら、ひどく毒づいて変な感じだったんで、ガチャ切りして番号検索をしたら、
.　　　５年生探しをしているみたいで。　でも、電話番号がわからない状態って、なんだろう……」
　「しまじろう教材の時、住所は正しくても電話番号はテキトーなの書いてたからかも。
.　　　住所と名字で電話番号を調べたのかもしれませんね。
.　　　とにかくありがとうございます、気を付けてみます」

教えてもらったO4874O5385を検索したら、確かに５年生をターゲットに、シュウエイシャだの教材云々だのって、
しつこく電話している業者がいるみたいです。
http://www.jpnumber.com/numberinfo_048_740_5385.html
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ついでに私も投函してきました。
これだけたくさん検索されているのは、迷惑電話にしてもよほど態度が悪いのだと思います。

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指輪やアクセサリーの直しを頼んだことがあり、修理完了の連絡を、メールでなくて電話にしたので、
その後宝飾関連広範囲にわたって、電話番号が流れてしまった時期があります。

　「もしもし、ジュエリー●●(←ここで購入したことはない)ですが、現在２カラットのジルコニアθ▽ξ×……
.　　　お客様、カラットってどういう意味だか分かりますか？」
　「質量単位でしょ」　(←1 carat＝ 0.2 g)
　「一般の方はあまりご存知ないでしょうけど、カラットというのは重さなんです！」
　「………中学校の理科、覚えてます？」
　「？」
　「忘れてしまった方は、ご存知ないでしょうけど、質量というのは重さなんです！」　←大人げない
　「……すみません、勉強不足で。で、２カラットの……」
　「ジルコニアとダイヤモンドは比重が違うので、カラットで比較しても無意味なんです！」　←大人げない②
　「すみませんでした」　　で、電話を切られちゃいました。　　ヒマだったのに。

あと、宝石屋さんには、　「最近、うちも売れなくて困ってるんですよ～」 っていうのが効果的でした。
宝石の修理や作り替えも老舗(ハリーやミキモトクラス)に頼めば情報漏洩はないけれど、高くつくんですよね。
個人の修理屋さんは、職人さんたちの高齢化で閉店するところが多いし、悩ましいものです。

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量産店っぽい和服屋さんのカードを持っているのですが、その登録についても、
電話番号をテキトーにして、偽名(名字は正しくて名前はウソ)を使っています。
名字が正しいのでダイレクトメールは来ますが、電話はありません。

じゃらんなどのホテル予約や通販は捨てハンもどきのフリーメールアドレスを使っているし、
Yahooを含めて、生年月日は一番下にしておくし、(おかげで現在１１４歳になってます)、
鍵をつけてある息子のランドセルに書いてある住所は、小学校の住所です。

それはそうと、科技庁時代の名簿が流れているようで、
選挙が近くなると、いろんな政党からのお手紙が来ます　　もちろん旧姓で来ます。


産婦人科の看護婦さんが、赤ちゃん情報を流出させちゃうことはよくあるみたいだし、
小学校も公官庁も、こちらがいくら気を付けていても、
電話などを受けた担当者が簡単に騙されて、さらっと住所紹介などに応じてしまったりすることもあって、
ベネッセだって、邪心(？)を持った社員が個人情報を漏えいさせてしまったら、どうしようもなかったわけで。
個人情報を守るのは、究極的には不可能なので、
それが使われてしまった時の対応に気を付けるしかないのかもしれませんね。