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子供の疑問

お抹茶BOYは、まもなく中学に入る、小学6年生だ。
朝、一緒にニュースを見ていると、いろいろ疑問が浮かぶらしい。
彼の質問は、ちょっと計算すれば出てきそうな程度のものなのだが、
即答できないものも多い、というか当たり前なようで、案外大人も知らないことが多い。


二酸化炭素をどのくらい?>

 「人間一人で、どのくらい二酸化炭素出すの? 呼吸で

計算するのが面倒だったので、ググってみたけど……某所は計算が(あるいは単位)が間違ってるぞ?
二酸化炭素1リットルの重さが2トンって、怖くないか? 
こういうのは答えが出たときに「何か変だ」と気づいてほしいのだが
だめだ、自分で計算しよう。

呼気の中のCO2濃度、およそ4%と仮定 (←年齢や、そのときの運動量で違うんだけどね)
一回の呼吸量 (換気量?)は 0.5 リットル (←数値に関しては、元データのリンクに飛べるようにする)
一分間の呼吸回数 毎分12~20回、真ん中を取って 16回と考える。

一分間で人間が吐き出す二酸化炭素量 
0.5(リットル)×16(回)×0.04(割合)=0.32(リットル)

一時間で人間が吐き出す二酸化炭素
0.32(リットル)×60(分)=19.2(リットル)  ←人間は1時間で、500ccペットボトル40本弱の二酸化炭素を吐く

一日で人間が吐き出す二酸化炭素
19.2(リットル)×24(時間)=460.8(リットル)

二酸化炭素の密度: 1モル(22.4リットル)で44グラムだから  1.リットルで1.96グラム ←これは温度0度の計算。
                            *27℃で1気圧くらいだと  1.77グラム/リットル らしい

一日で人間一人が吐き出す二酸化炭素量(重さ)
1.77(グラム)×460.8(リットル)=815.6(グラム)   ←人間は1日で、0.8 kg 二酸化炭素を吐く 

一年で人間一人が吐き出す二酸化炭素量(重さ)
815.6(グラム)×365(日)=297699.8(グラム)=297.7(キログラム)
                                 1年で300 kg(0.3トン) 弱の二酸化炭素を吐く

日本人全員1億2681万人(平成28年1月現在)が1年に吐き出す二酸化炭素量(重さ)
297.7 (キログラム)×126810000(人)=37,751,337,000(キログラム) =0.378億トン

世界人口は73億人だそうだが、1年間に吐き出す二酸化炭素量(重さ)
297.7 (キログラム)×7300000000(人)=2,173,210,000,000(キログラム)=21.72億トン


さて、環境研調査で日本の温室効果ガスの総排出量は年間13億6,500万トン(二酸化炭素(CO2)が主成分)
日本人の人口一人当たり、1年間の温室効果ガス排出量は
1365000000(トン)÷126810000(人)=10.76(トン)  ← 日本人は1年で10トン強の二酸化炭素を発生させる

つまり、呼吸してるだけに比べて36倍か……
たぶん、発電とか自動車とか工場とか調理器具とか、いろんなものから発生させているとは思うんだ。
炭や薪や焚き火の枯葉は煙の印象が強いのにもかかわらず、発生する二酸化炭素量は多くないそうだから、
民族によっては、もっとずっと少ないんだろうな。


<テレビでやってた、ロシアの幻日>


ロシア極北での「3つの太陽の日の出

これも、今朝テレビでやっていた気象現象。
とても綺麗だった。
太陽の光が、空気中の氷の結晶に反射して、太陽がいくつにも見えるというもの。
こちらは幻日で検索するとても素敵な画像がたくさんヒットする。

……いつもこのくらいシンプルな説明ですむといいんだけど。