（尼崎）研究会で尼崎＆大阪に行ってきた。

尼崎で研究会があって、その日のうちに東京に帰るのは難しそうだったので、
大阪に泊まることにした。

尼崎……地名としてはよく耳にするが、下車をするのは初めての街だ。
思いのほか大阪に近く、思いのほか小さな駅だ。
私鉄の駅もあるようだし、裏側なのかもしれないが、ビルに隠れて駅の存在が目立たない。

そして思いのほか、何もない。
いや、公園を抜けた先に、目的地である立派な研究所はあるんだが。

この分野の新参者の私は、先輩研究者たちの長年の蓄積と、その実験装置などに圧倒される。
とれぞれを突き詰めた講演内容にも圧倒される。う～ん。
アカデミックとしては、実験装置環境で対抗するよりも、やはり頭を使うしかないのか。

悩みながらも懇親会まで参加させていただき、大阪に戻る。
終わってみれば東京まで戻れない時間でもなかったが、大阪の宿に向かう。

十三（じゅうそう、と読む）にある「ホテルサクラスイート」は、
どこのブッキングサイトを見ても、口コミなどの評判がよいホテルだったが……行ってみたら、
―――ラブホテル街の真ん中にある。大阪のホテル街は東京のそれと違ってピッカピカだ。

それでも、部屋はそれなりに広くて受付・サービスなどは礼儀正しいし、
９時までラウンジを開放して、ワインやフリードリンクやつまみまで用意されているし（すべてフリー）、
狭いながらも(狭いので、大体の朝食時間を1時間程度に指定される）、
和食洋食用意されたモーニングは、とてもおいしい。

心配していた客層も、どこからどう見てもサラリーマンだったり、子供を含む家族連れだったり、
男女で来ていても、ラウンジで、「あ、おはようございます」―――-仕事の同僚にしか見えないな
評判どおりよいホテルでした。

さて、関西に来ているので、京都在住のいつもの友人に会う――
お互いの仕事のストレスを「わーー」、っと喋りあう、私にとって数少ない女性の友達だが、
剣士娘や夫、抹茶のことも知っているし、
クリスマスパーティのメンバーなので、彼らのことも知っている。そもそも元同僚だし。
お互いの近況報告したり、「子供たち、大きくなったね～」などなど話しつつ、
梅田はルクアの中の「スペイン料理＆バル ローザ・ローハ 」という店に入る。

２時近いのに、混んでいるのは土曜日だからかなあ。（↑顔にはぼかしをかけています。心霊写真じゃないよ）
そういうわけで狭い座席ながら、ランチメニュー（￥1380-）も、アヒージョも、なかなかおいしかったです。

……帰りの電車の中で、風邪を貰ったらしいことを除けば、とても満足した出張でした。