無理が利かなくなった気がするんだ
金曜日の夕方に奥の虫歯を抜いた。
痛み止めはもらったが、まあ痛まないはずもなく、それは翌朝まで続き、
いい加減な流動食(冷静かぼちゃスープとも言う)だけで、土曜日は会議で東京大学へ。
会議の席で、隣の研究所にいて折に触れて話す人や、
久しぶりにお会いする大学時代の恩師や、
この10年位親しくさせていただいている大学の先生や、
隣の化学館からやってきた先生方に会う。
……あなた方はみい~んな、この大学と大学院の出身だったわけですね。
「そーですか、そーですか、なにやらえらい疎外感を感じますよ、私は」
それを口に出せるようになったのは、最後に残っていたわだかまりが消えたからなんだと思う。
もともと、学歴を気にするほうではなかったはずだが、
公務員になってしまったので、帝大系のどこがどーつながっているのかとか、誰と誰が先輩後輩なんだとか、
部外者から見ると 「そんなのズルイだろ」 と思うネットワークがあったりして、
それの一角を崩すのがとても大変だったのだ。
学生時代の成績のよしあしで尊敬や嫉妬をしたわけではないが、ネットワークの強さと有利さには嫉妬した。
(彼らがそんなに集まっているのは省庁だけかもしれないが)、 数の力といってもいいものかもしれない。
社会に出てからの日大の強さみたいなもんだろうか。
懇親会まで付き合って、ケータリングは学内の松本楼から、オムライスやカレーを含むいろいろ。
母校の学内の松本楼はケータリングはしてくれないので、うらやましいな、と思っていたのだが、
高級そうな料理なのに、並んでいるのは割り箸に紙皿……
給仕にきてくれていたウェイトレスたちに聞けば、持ち帰って洗わなくていいように、
週末夕方のケータリングは紙皿を使用しているとのこと。
……誰か、先生がわがままを言って無理に届けさせたんじゃないか? なんてことをふと思う。
揚げ物は固そうなので、カレーにしようか、と思って食べたのが間違いで、
辛いものは血の巡りがよくなり、歯が(正確には歯を抜いた後の歯茎が)痛む―――
なんで 医者から「辛いものは控えましょう」 といわれたのを、10分前に思い出さなかったかな、私。
珍しく二次会に付き合うのをやめ、坂を下りて、
根津神社の通り抜けなんてすっかり忘れて、岐路に着く。
そして日曜日。今日も仕事。
研究所の一般公開なので、朝早くからつくばへ向かう。
今日も暑い。
来場者が去年より “2000人” 近く増えていたらしく、昼食をとる時間すらない。
もっとも、時間があったとしても一般公開の食堂は来客者のものだから、
後であまっていたら―――と、あまっているはずもない。
12時半には好評に付き売り切れ、という放送が入っていた。
大人気だね、母国の人が作るインターナショナル食堂
一応、サンドイッチ持ってきたけどね。食べられたのはお客さんたちが帰った後の5時でした―――
説明員の人たちはみんなそんな感じ。
せっかくなので、オフィスに戻って月曜朝までの書類を仕上げて、投函してから帰る。
ああ、つくばもつつじが咲いているのだな。
つくばの駅ビルで産地直送ブロッコリを購入して、自宅へ。
先日見た動画で、ハムスターがブロッコリを食べるシーンがかわいかったので、うちのハムちゃんに渡す。
シャクシャクする租借音と、花の先から食べる小さな口がかわいい。
こちらは人間用のブロッコリ。新鮮でおいしかったです。
しかし、風邪と花粉症と歯(歯茎)の痛みで、何がどうなっているのかわからん。
今日の私はちゃんと説明員がやれていたのかなあ。
そうそう、京都の友人から小包が届きました。
剣士娘が狙いそうな食べ物がたくさん。お手製の布も何枚か。
ろうけつ染めをする彼女は、いつもやっぱり素敵な色を作るなあ。
昔、娘が染めてもらって剣道の手ぬぐいにさせてもらったり、ブックカバーにしたりしたのだが、
今度は何を作ろうか。
痛み止めはもらったが、まあ痛まないはずもなく、それは翌朝まで続き、
いい加減な流動食(冷静かぼちゃスープとも言う)だけで、土曜日は会議で東京大学へ。
会議の席で、隣の研究所にいて折に触れて話す人や、
久しぶりにお会いする大学時代の恩師や、
この10年位親しくさせていただいている大学の先生や、
隣の化学館からやってきた先生方に会う。
……あなた方はみい~んな、この大学と大学院の出身だったわけですね。
「そーですか、そーですか、なにやらえらい疎外感を感じますよ、私は」
それを口に出せるようになったのは、最後に残っていたわだかまりが消えたからなんだと思う。
もともと、学歴を気にするほうではなかったはずだが、
公務員になってしまったので、帝大系のどこがどーつながっているのかとか、誰と誰が先輩後輩なんだとか、
部外者から見ると 「そんなのズルイだろ」 と思うネットワークがあったりして、
それの一角を崩すのがとても大変だったのだ。
学生時代の成績のよしあしで尊敬や嫉妬をしたわけではないが、ネットワークの強さと有利さには嫉妬した。
(彼らがそんなに集まっているのは省庁だけかもしれないが)、 数の力といってもいいものかもしれない。
社会に出てからの日大の強さみたいなもんだろうか。
懇親会まで付き合って、ケータリングは学内の松本楼から、オムライスやカレーを含むいろいろ。
母校の学内の松本楼はケータリングはしてくれないので、うらやましいな、と思っていたのだが、
高級そうな料理なのに、並んでいるのは割り箸に紙皿……
給仕にきてくれていたウェイトレスたちに聞けば、持ち帰って洗わなくていいように、
週末夕方のケータリングは紙皿を使用しているとのこと。
……誰か、先生がわがままを言って無理に届けさせたんじゃないか? なんてことをふと思う。
揚げ物は固そうなので、カレーにしようか、と思って食べたのが間違いで、
辛いものは血の巡りがよくなり、歯が(正確には歯を抜いた後の歯茎が)痛む―――
なんで 医者から「辛いものは控えましょう」 といわれたのを、10分前に思い出さなかったかな、私。
珍しく二次会に付き合うのをやめ、坂を下りて、
根津神社の通り抜けなんてすっかり忘れて、岐路に着く。
そして日曜日。今日も仕事。
研究所の一般公開なので、朝早くからつくばへ向かう。
今日も暑い。
来場者が去年より “2000人” 近く増えていたらしく、昼食をとる時間すらない。
もっとも、時間があったとしても一般公開の食堂は来客者のものだから、
後であまっていたら―――と、あまっているはずもない。
12時半には好評に付き売り切れ、という放送が入っていた。
大人気だね、母国の人が作るインターナショナル食堂
一応、サンドイッチ持ってきたけどね。食べられたのはお客さんたちが帰った後の5時でした―――
説明員の人たちはみんなそんな感じ。
せっかくなので、オフィスに戻って月曜朝までの書類を仕上げて、投函してから帰る。
ああ、つくばもつつじが咲いているのだな。
つくばの駅ビルで産地直送ブロッコリを購入して、自宅へ。
先日見た動画で、ハムスターがブロッコリを食べるシーンがかわいかったので、うちのハムちゃんに渡す。
シャクシャクする租借音と、花の先から食べる小さな口がかわいい。
こちらは人間用のブロッコリ。新鮮でおいしかったです。
しかし、風邪と花粉症と歯(歯茎)の痛みで、何がどうなっているのかわからん。
今日の私はちゃんと説明員がやれていたのかなあ。
そうそう、京都の友人から小包が届きました。
剣士娘が狙いそうな食べ物がたくさん。お手製の布も何枚か。
ろうけつ染めをする彼女は、いつもやっぱり素敵な色を作るなあ。
昔、娘が染めてもらって剣道の手ぬぐいにさせてもらったり、ブックカバーにしたりしたのだが、
今度は何を作ろうか。