ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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(札幌) 銀杏はいつ散ったのだろう?

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例によって飛行機の時間までしばらくあるので、札幌観光。
何度か来ているので、目的地以外の北大の中はそう面白くない........ と思っていたのだが、
よいお天気なおかげで、白樺の幹が輝いて見える。
       そういうわけでトップ画像は無修正のオリジナルサイズ。

地面に残っている雪なども、きらきら光って、良い雰囲気だったので
「Boys be Ambitious!」 のクラーク像の周りなどを歩いた。
白いゴミ袋大のものが点々とあって、何かと思ったら、雪だるまのなごり。
銀杏並木も完全に冬になっていたが、雪の上にまだ汚れていない黄色い葉があるところを見ると、
まっ黄色の葉が落ちたのは、つい最近のことなのかもしれない。

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いつも札幌駅 (および北海道大学) の近場ばかりで札幌の地下鉄に乗ったことがないので、
南北線で北12条 (低温研の最寄り駅) から大通 (時計台の近く) まで。
時計台は、初めて来た時にはその小ささと地味さに驚いたのだけど、
今日は日差しのせいで、パンフレットどおりの美しさだ。
とはいえ、この角度以外は周りのビルがフレームに入ってしまうから、
気にして角度を変えて撮っていたら、結局パンフレットと同じような写真になった(苦笑)

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一回に出張で出来る自由時間は、いつも、だいたい2時間~3時間くらいだ。
せっかく北海道まできているのに、おまけに土曜日なのに、
あっという間に飛行機の時間になってしまう。

そういうわけで時間がなかったので、お昼は札幌駅の駅ビルの中にある、札幌ラーメン共和国。
札幌ラーメンばかりかと思ったら、8件のラーメン店が集まったラーメンモールだった(笑)
一応、一つ一つが店を構えているので、混合して注文することはできないが、
そのぶん、古いポストがあったり、駅があったり、製麺所があったりと町並みを作っていて、
ほかにもあれこれとディスプレイが凝っていて楽しい。

札幌ラーメン共和国HP http://www.sapporo-esta.jp/ramen/  (音が出ます~、ご注意)

私はラーメンという食べ物に対して、職場の知人たちや夫のようなこだわりはない。
それでもつい先日食べた九州の豚骨ラーメンが脂っぽかったので、
あっさり系だという函館塩ラーメンを注文してみる。

細麺で薄味、美味でした。 

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ちょっと別話題。

別に聞き耳を立てているわけでも、緊張感があるわけでもないのだが、
一人で出張していたり、よく知らない街を歩いている時は、周りの会話に気を配っていたりする。
聞くとはなく聞こえてきた、親子の会話。

札幌のラーメン店で相席 (巨大テーブルで、大勢座れる座席配置) だった、
大学生くらいの年齢に見えるお父さんは、ピアスと指輪をいっぱいした若者なのだが、
彼が3歳くらいの娘にかける言葉は、とてもとても優しい。
「何食べる?」   「これ好きだっけ?」   「もう少し冷ます方がいい?」
口調も優しいが、あれこれ世話を焼く過保護というより、
小さな娘と会話して、子どもに選ばせ、話させている。

そのうち子供が、おもちゃ売り場に行きたいと言いだした。

「綺麗なお家にお引越しするんだよね?」
   「自分のお部屋欲しいんでしょ?」
しばらく話してから、「おもちゃ売り場行く?」

女の子は 「お引越しするまで我慢する」 

“お母さんが病院” というフレーズも聞こえてきたのだが、悲壮感や心配する気配が全くないので、
医者か看護婦をしているのか、赤ちゃんが生まれるのか、そんなところかもしれない。
女の子は小さいけれど、家の事情や都合を父親と共有して、自分で考えている。
いい感じの会話をしているな、と、思った。

大人の都合や倹約することを、幼い小さな子どもに強要する (伝える) のを、良くないとする人もいる。
極端になると、中学生くらいになっても、子どもはお金のことなど話しちゃいけません、という人もいる。

一人目の子どもの時は、こちらに余裕がなかったのか、彼女がのんびりしていたのか気付かなかったが、
下のチビを見ていると、案外複雑で雑多なことを考えているのがわかる。
これは子どもの考えることじゃないとか、考えても答えが出ないことだとかの判断基準がないから、
外から伝えられてしまえば、どうにか考えようとする。
喜怒哀楽だけレベルから、他人が何を考えているか読もうとするレベルに成長するのが、実に速かった。
  #当然、読もうとしても間違っている時も多いし、考えてもとんでもない結論に達するときもある。

箸やフォークの使い方は拙かったが、隣の席の小さな女の子はお行儀がよかった。
机の上の水差しを取ってもらっただけだが、お父さんもきちんと礼儀正しい人のようだ。

うん。
たぶん、小さい時から、(親の都合を含めて) ものを考えるのは悪いことではないのだ。


母親が出張する我が家は、あまり一般的とは言えないから、
そういうことも含めて、子どもたちには親の事情を理解してもらわざるを得ない。

我が家の子どもたちにも、あれこれ相談して、考えてもらおうと思う。