ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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モノクロームな目

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サンジェルマンの交差点、2006年、9月、
滞在中だったドイツから1週間だけパリ大学の学会に参加したときの写真。

モノクロで撮影した写真ではなく、画像処理でモノトーンに変えたものだ。

JET-KI さんのお写真ブログで、同じ付近の風景が、カラーとモノクロで撮影されたものが出ていて、
ずいぶん印象が変わるなぁ、と思ったので、自分の写真 (主に出張時の写真) に小細工をしてみた。

もともと普段から画像処理で色を変えたり、モノトーンにして遊ぶのは好きで、たまにやっている。
そういえば、このブログを始めたころも、画像合成した写真の記事を書いたが...........
   写真好きの人から見たら、過度な画像処理は邪道かもしれないし、
   画像処理をするにしても、元写真を美しく (?) 撮影することが重要だと言われるかもしれないが、
   私にとって、写真は、パステルや油絵具と同様、画材の一つのような気がする。


次は2006年、5月のコペンハーゲン。 自転車が多くて、街中に停めてあった。
元写真はあまり好きではないのだが、モノクロにすると雰囲気が良いので、
電子日記にはこの色にして使っている。

イメージ 2

   
完全に写真をアレンジして遊んでいるのもある。 
同じ出張の時の、コペンハーゲンの駅。
記録のための写真というより、挿絵と言った方がいいかも。

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モノクロにすることで、元の写真より見やすくて気にいる場合と、
何だかわからなくなってしまう写真と極端だ。
私の目は、カラーでしか世の中を見ることができないので、
撮影時には、処理した画像を頭で想像するしかないのだが、これがなかなか想像通りにいかない。

モノクロ映画の時代に、赤い口紅が映画だと口紅らしい色に見えないので、
女優さんに黒く塗ってもらって撮影した......という逸話があるが、
さもありなん、と思ってしまう。

綺麗だと思って撮影したものの、
写真のサイズになると色がゴタゴタして気に入らなかった下の写真は、
モノクロ (セピア) にしたら、いい感じになった。
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花を見ている女性の水色の服を、別の色に変えたりもしてみたのだが、
どの色もなかなかしっくりこなかったので、最終的に、画面全体をセピアにしてみた。

この辺も、モノトーンにしたほうが風情のありそうな写真である。
                 モンパルナスの小道と、サン・シュルュピス教会。 

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アムステルダムの水路は、どっちの色がいいだろう?  下の二枚は、カラーの方がよさそうだが………

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とまあ、写真を撮る以上に、画像処理したり色味を調整するのが楽しい私です。