ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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立教大学♪

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とても良いお天気で、お隣の芝桜なんて、とっても綺麗に光に映えて、
こんな日曜日にどーして、と思わないでもないんですが.....

            物理学会に参加するため、立教大学へ行ってきました。

学生時代に、ここのサークルに入っていたことがあって、なんかとても懐かしいです (^_^)
とはいっても、学内に来ることはほとんどなかったので、
相変わらず建物の並びが......良くわかりません。 
直感的にサンシャインを北だと思ってしまうのが混乱のもとなのですが。

古いレンガの建物で、食堂なんて、ハリーポッターな感じで、
こういうキャンパスライフを送りたかったなあ なんて今更ながらに思います。

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会議の中で印象が深かったのは、ちょっと理由があって参加した、物理教育のセッション。
理科嫌いの中高生をどうするか、というか、
理科嫌いの先生をどうするか、みたいな........

でも、娘の行っていた小学校を見ていてわかるのは、
先生方が実験を取り入れた、楽しい理科の授業をやろうと思ったり、発展的な授業をしようと思っても、
モンスターな親が、ひとこと解剖はダメだとか、火を使って火傷したとか、そんな苦情を言っていくと、
事なかれ主義の公立学校は、みんなその実験をやめてしまう。

実験を行った先生を非難し、だれも守ってあげない。

だから、主な実験(実験を見せた方が、子どもたちの理解が深まるようなもの)は
一部の子どもたちを有料で指導している、塾がカバーするという事態です。

塾の方が、事故ったら大変だと思うんだけどね~
塾の先生のことを守る、というか塾の教育方針は運営に直結するから、
こうと決めたら、一部の父兄が何と言おうと、毅然として進めるしかないですしね~

今年度(来年度?)からの文科省の方針に、実験を多く取り入れた授業を、となっているけれど、
徹底的に安全に気を配らなければいけない、という前提がある以上、
今の教師の人数と、カリキュラムでは、何の実験もできないでしょう。
方針を出して、それに従ったことでモンスターな親に批難されるのなら、
それをかばって、守ってあげるところまでしないと、何も実行できないのではないかと思います。

この件ばかりでなく、国が何か方針を出して、現場に従わせたかったら、
それなりの対策を同時にとってもらわないと、現場が困るだけだよねえ?

とは言いながら、公立の学校に見切りをつけて、
塾での対応に期待したり、私学に進学させてしまう我が家は、
やっぱり積極的に日本の教育現場を変えていこうとは思ってないのかもしれない、と思ってしまいます。

シンポジウムの後に関係者とお茶を飲みつつ、
根の深い日本の理系離れについて、ため息をついたのでした。


今日は、ちょっと遅れた娘の誕生パーティをしました。

チャラチャラしたデコレーションケーキより、ちょっとしぶく、味の良いベークドチーズケーキです。
さすが12歳。
              Happy Birthday ♪
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