（甲府） 昇仙峡で朝ご飯

朝起きたら、窓の外はこんな感じでした。

　　
　　・・・・・夕べはお城に泊まってたのか？　と思ったけど、ホテルが舞鶴城公園のお隣だったのでした。

さて、山梨大はＴ先生の研究室を見せていただく。

昨夜、T先生に　「研究室に行く前に、昇仙峡で、朝ご飯を一緒に食べましょう」
と、お誘いいただいたのだが、山でモーニング？　と、よく分かっていなかった。
朝、車で迎えに来ていただいて、昇仙峡へ。
山の上は少し前に紅葉が落ちてしまったというが、陽が射してくると、さすがに絶景である。
　　　　　　　　　http://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/b/

　　
で、朝食って？
仙娥滝に一番近い、お食事どころの　『金渓館』　さんは、T先生の行きつけのお店みたいだ。
明治時代からのお蕎麦屋さんだそうで、朝のお蕎麦をお願いしたら、
おにぎりや田楽や茸の炒め物や果物や．．．．．．手作りのお料理を、たくさん出してきてくれる。
「そこの木で採れた」　という柿が、柔らかくて、ものすごく甘い。
　　　　店で買う柿とは違う味に、笑顔で話しながら、若くして亡くなった友達を思い出す。
ご家族でやっているお店らしく、入れ替わり立ち替わり、お菓子などを持って先生の顔を見に来る。

車で帰ろうとした時、お店のお嬢さんが追いかけてきて、
「これ、賞味期限も短いので、研究室の学生さんにどうぞ」　と、信玄餅をたくさん持たせてくれた。
おっとりしていて優しいT先生は、物理学会だけでなく、ここでも人気者のようだ。

今日は電話をかけてから行ったので、部屋を暖めておいてくれたが、
季節が早ければ、外　（写真参照）　の火のそばで、紅葉を見ながらの食事もできるようだ。

お土産物、というか、この地の人たちが焼いた茶器なども扱っていて、天然素材っぽくて上品。
藍染の小さなバッグを購入。先生がいらっしゃるからか、これも負けてもらう。
口が巾着っぽくなっているので、普段着系和服で出かけるとき持っていこう。

すっかりのんびりして、研究室に伺ったのだが。
研究の話は、関連分野が共通していたこともあって、やっぱりエキサイトするし、おもしろい。
おっとりした先生なのだが、積極性を前面に感じる。
研究者は、そういうもんだよね　（＾_＾）

　　
研究室で、マリアージュフレールの紅茶をいただく。　http://www.mariagefreres.co.jp/
ガーゼのような布で包んだティーバッグで、カップはウェッジウッドで、でも、書類の山とPCの隣。
うん、研究室って、そういうもんなのよ（＾_＾；

と.........セミナーの講師を引き受けさせられてしまった☆
で、いきなり来週の予定聞くんですか、センセー
年上の大学教授は、やっぱり油断ならない。

そういうわけで、来年早々になるかもしれないけど、もう一度来ます。