仕事が詰まってくるとネガティブになるというような、単なる泣き言

カナダ　＞　都内の大学　＞　東北大学　＞　風邪ひきでお休み　＞　都内の大学......
のサイクルだったので、久々に筑波の本務地に出勤。
途中にちょこっと半日顔を出したり、メールは見ていたと言っても、仕事が詰まってそう。
午後からはセミナーのチェアマン　（正しくは女なのでチェアパースン）　だったなあ。
無口なチェアマン、いないわけじゃないけど。　

 

いきなり話題が変わるが、
神経症や、躁鬱が、精神病ではなく、誰でもかかる風邪のようなものだ、と言われるようになって久しい。
その一方で、犯罪を起こした人の精神科の通院歴などは、ほんの小さなものでも必ず報道される。
数学的に考えて、犯罪者の通院歴と、日本国民全員の通院歴割合を、
きちんと報道しなければ何も言えないと思うのだが、そう言った統計は発表されていないようだ。

だから　（そう言った統計がないせいで）、人材採用や、アシスタントの募集、
あるいはもっと単純に、一緒にＰＴＡ活動をしようというお母様たちに関しても、
私はつい、通院歴のない人　（あるいは話さない人）　よりも、
「私は鬱の薬を飲んでいる」　とカミングアウトする人を、問題を起こす予備軍なのではないかと警戒してしまう。

 

そもそも........
ブログや、個人を特定できないインターネットのサイトで、自分の病歴と苦悩を吐露するならいい。
しかし時に、現実で通院歴　（あるいは治療中であること）　を声高に言う人の中には、

　　「誰でもかかる風邪のようなものなんだから、差別しないでください」
　　「私は治療中なんだから、そんなにたくさん仕事はできない」
　　「治療中だって言ってるのに、非難するなんて、私がもっと落ち込んじゃったらどうしてくれるの」

と、義務を放棄し、自分のわがままを通すために（治療歴・通院歴を）使っている人もいるのだ。
で、それすらも、症状の一つだから、周りがそれを理解しろ、理解すべきだ、と来る。

 

これはもうね、そう言う人だと理解して、近寄らないようにするしかないわけですよ。
差別するわけではなくて、予定した作業を確実に進めるために、
できる確率の高い人に物事を頼み、危険率の高い人は遠ざける、

そうするしかないのだが........　　　これがまた、伝わらない。

　　私が一度当たってしまったその手のアシスタントさんは、

　　「私、一度注意されちゃうと、それを気にして、何もできなくなるんです。
　　　　　　　　　それでクリニックに行ってたこともあるんで、覚えててくださいね」　と、堂々と言い切った。

　　　・・・・・・・・・・・脅迫ですか、それは。

　　それでも仕事ができれば、注意しなくて済むけどさ。
　　無断欠勤は注意しないとまずいし、仕事もできなかったし。
　　いくら文句を言われても、やっぱりレイオフ　（解雇）　するしかなかったです。

 

　　お抹茶の小学校のＰTＡ活動で、不眠症だの、うつ病の薬が云々、を言い始めたお母様、

　　ごめんなさい、そういうわけで、私的には警戒信号発令中です。

　　いくら長い時間、電話で嘆かれても、同情して何かやってあげる義務と余裕は、今の私にはありません。

国際会議の発表で、スライドを使って会場全員に壇上から説明する口頭発表と、
ポスターを貼ってその前で、ポスターのところへ来た質問者に答えるポスター発表がある。
子どもの小さい私は、ポスター発表を選ぶことが多い。
子どもが急に熱を出したり、体調不良を起こしたりして、出張できなくなる時があるからだ。
急に出席できなくなった場合に、口頭発表をだと発表時間がずれたりして他人に迷惑をかけるが、
ポスターなら事務局に送りつけて貼っておいてもらえば、被害が小さくて済む。
持病の心臓疾患が不安な時　（子どもの生まれる前）　も、同様だった。
ポスター準備は口頭発表より大変だし、発表時間も長くて面倒だが、それは仕方ないと思っている。
自分の事情は他人に我慢してもらうのではなく、まずは自分でカバーすべきだと思う。

それが完璧に出来てはいないとしても、少なくとも他人に我慢や補助を強いるものではないと思う。

母親社会人の権利が色々認められ、求めるものも大きくなっているような気がするが、

他人に手伝ってもらって当たり前、手伝うべきだ、と責めるばかりではなく、

手伝ってもらわなくても、仕事のできる方法を、自分でも少しは考えるべきなのではないだろうか？

 

dieASAP　（ダイハードから作った造語、意味は　“死ぬほど急げ”　）　の論文ｒｅｖｉｃｅ一報。
仲間内ではあるけど全国から人を集める研究会の事務局を担当　（１２月中で日程調整中）、
６月末までに書きあげるテキスト一冊。 

風邪ひいたのはオーバーワークした自分のせいだから、言い訳にはならんけど、
ア――喉痛い　（涙）
フルタイド　（喉にシュカーってやる薬）　は、一日何回まで使えるのだっけ？

 

ということを、職場の連中には言いにくいので、ここに書く。

 

　　　　　　　　　　　ゼブラ ＠