（ドイツ）泣かれちゃいました

一晩明けて、今日もよい天気です。

ドイツにいるときは、地元の人たちにならって、朝にシャワーを浴びます。

このドミの良い所は、バスルームの天井が開いて、

外気の中で、ひろいバスタブにのんびり浸かれるところです。　←いろんな国の人がそれぞれにお気に入り

 

 

昨日貰ったオフィスのデスクに、荷物などを置いて、午前中は昨日は会えなかった人たちに、ご挨拶。

 

地震と原発の報道がドイツではシリアスだから、みんなものすごく心配してくれていて、

親しい女性のディレクターさんには、泣かれてしまいました。

 

彼女にもお子さんがいて、パーマネントポジションを得る事と、家庭の仕事をする事を、どう両立させていくか、

これまでも悩み事をたくさん話しあってきました。

私は日本の女の研究者としては、ラッキーな面が多いので、

日本よりも幾分女性研究者の職場環境の良いドイツで働く彼女くらいの悩みと、ちょうどつりあいます。

彼女も私も、何かあっても、ポジティブ・・・・・・・というか楽天的だし。

彼女は24，5歳で学位（博士号）をとって、天才タイプなのに、

このくらい仕事していればあとは家族と一緒に過ごす方がいいや、という割り切りも持っていて、

そんな所がとても、シンクロできるのです。　　　いえ、私は才能とは程遠い成績&大学でしたけど。

 

震災の後、こちらの無事の連絡のメールなど送っていなかったので、

（私の相方研究者から話は聞いていたものの）　私に会うまで安心できなかったのだそうです。

地震の直後に彼女が送ってくれたメールは、研究所のメーラーがダウンしていた時に届いたらしく、

戻ってしまったそうですし。

相方は、携帯アドレスとか、夫のアドレスとか、yahooのフリーアドレスとか、

私のいろんな連絡手段を知っているから、何の問題もなく連絡が取れたけど、

他の人は、オフィシャルアドレスがダウンしたら、日本側からメールしない限り、連絡取れないんだよね。

心配かけて、ごめんなさい。

 

オフィスと、エントランスの吹き抜け。

もともと、ドイツでは昼間は室内の電気を点ける習慣がないので、

木々の緑や、空の色が、そのまま建物の中に映り込んで、とても優雅な建物に見えます。

 

さっきから何名か、お昼を誘いに来てくれてるんですが

９時過ぎに食べたブランチが重くて、とてもお昼は入りそうにありません

あとで珈琲だけ、一緒に付き合ってきます。