ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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究極とも言えない選択

昨夜、小学校2年生のお抹茶BOY(18キログラム)を、屋外で抱き上げようとして、足首をクキっとやりました。
 
スキー場の近くで突っ込んできた車をよける際、膝の靱帯損傷をしたので、完治するのに数年かかりましたが、
身体が柔らかいおかげで今まで足首を捻挫した記憶はありませんでした。
 
石畳、ハイヒール、18キロと、組み合わせは最悪だったのですが、その時点では大して痛くもなく。
ただ、今日は、いつもの東京タワーの所で会議です。神谷町からは少々距離があります。
朝、少し痛んだので、これが捻挫というものなら湿布と痛み止めを貰っておこう、
と、近くにあることだけがメリットの評判の悪い総合病院に行きました。
 
   #救急指定の病院なので、設備は完備されているのですが、
   #外来担当医が、ふんぞり返って説明もできない老人ばかりなのが悪評の理由です。
   #院長が変わって、医者の若返り化を果たしたようなので、
   #軽い症状の時に、視察がてら行ってみよう、と、この病院を選びました。
   #なお、私の家の近辺は病院密集地帯です。
 
初見の医師は非常ににこやかで、当たりが良い方でした。 
新医師の採用には、悪い評判を回避すべく、ちゃんと気が使われた様子です。
 
医師はレントゲンを撮ると言いました。 
                   (この間、ちょっと略) 結果、骨が割れた跡がありました。いつの傷あとなんだ
で、ギブスで固めるほどではないので、テーピング用の、保険は効かない伸縮バンドを貰いました。
                   (ここもちょっと略) なるほど、テーピングすると、いくぶん痛みが治まります。
痛み止めを貰いました。 (ここもちょっと略) 痛み止めと一緒に飲む胃薬は、止めました。
 
.    略の所その1、骨の割れた跡があったのは、痛みのある場所ではありませんでした。
.          今回は関係ないようなので、その部分の治療は無しです。
.          軽い捻挫でレントゲンまで行ったのは(娘を別病院に通院させてましたが)初めてです。
 
.    略1の続き、レントゲン室に向かう前に「じゃあ、左足撮影」と、指示書を書きながら先生が言いました。
.          あわてて、「先生、右ですっ」 と、いうと、「そうか、こっちから見ると左だったんで」
.          と、悪びれませんでした。 相変わらずにこにこしてました。
.          でも、普通は患者の右足、左足、というのが当たり前だと思いますし、
.          その混乱を避けるために、撮影時にRとかLとかの文字を一緒に撮影します。
 
.    略の所その2、伸縮性のバンドの箱に、巻き方が書いてありました。
.          私の捻挫はどちらかというと珍しい外反タイプです。
.          先生が、いったん巻いたのが、逆向きだったのすが、あわてて直しました。 
.                                    「これさ、反対だと逆効果になっちゃうんだよね」
.          逆から巻きはじめたものの、最終形はさっきと同じでした。 
.          混乱しているようなので、あとで直せばいいや、と思ってスルーしました。

.    略の所その3、胃薬にアレルギーないよね、と聞かれました。アレルギーがあるので薬品名を挙げました。
.          先生が処方しようとした薬も該当していたので、別の薬にするかと思いきや
.          ちょっと考えた後、「じゃあいいや、食事してから飲んでね」 。
.         使える薬品名を教えようかと思いましたが、その薬は自宅にまだあるので止めました。
 
.    略の所その2のおまけ、処方箋を貰ってから薬局に行って、このテーピング、逆ですよね、と確認すると、
.          先生の話より、テープの箱に書かれた説明書きを信用してください、ということでした。
.          説明書には、必ず医師の診断を…・…云々、とあるのですが、そういう(?)ものだそうです。

 
問診が上手で治療法を説明できて、医者としての知識と腕もある医者が、最も望まれるのは当然でしょう。
ただ、その両方をカバーできる医者がいなかった時、
採用する病院はどっちが得意な医者を優先すべきなのでしょうか?
 
レントゲン、テーピングバンドの販売、以前より治療が念入りになったような気がします。
それはそれで病院の利益になるし、まあいいでしょう。
でも、レントゲン撮影の患部を間違うのは、医療ミスにつながりかねないし、
何よりあの粗忽さは、きっとちょっと面接すれは、採用時にだってすぐ解ったと思うんですよね。
とても優しくてにこやかだから、反感を持つ患者はいないと思いますが………
 
病院も客商売なのだから、医者は偉そうにすべきでない、という声が、非常に高いのはわかります。
一人一人への説明責任や、治療の相談を重要視するのも分かります。

でも、
偉そうでなければ腕が悪くてもいいのか? (いいわけはない!)、という、
根本の所がおろそかになってきてしまって、
嫌な方向に歪んできているのではないかなあ、と、危機感を覚えました。
片方ずつしか持っていなかったとしたら、どっちの医師が必要なんでしょうね?
  
      もちろん、腕と、性格、説明能力全部求められているのは言うまでもありません。
    
 
 医療系・病院系の記事を書いてコメント欄が荒れなかった事がないので、限定公開にします。