ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

説得力

 
   。o O 何でトピカルセッションのオープニングトーク依頼されなきゃならないん……
                 オープニングトークはもっと偉い先生のやるもんでないかい?
              緊張するよ~ やだよ~ それだったら、座長の方がいいよ~ 
                                 ジャンケン、again!
 

 
というわけで、憂さ晴らし、昼休みのワンポイント投稿。
 
職場のアドレスに来るメーリングリストの中には、連日、山ほど情報を流してくれるものもあって、
ありがたく読み流させていただいているのだが、(←よほどのことがなければ(あっても?)、私は発言しない)
 
その中に海外出張中の方から、
 
   今回、サーべーメーター (注:放射線計測機) を持って、色々と測りました。
   フィレンツエは比較的放射線レベルがたかく、0.05uSv/h、 ピサは0.03, 
   特に花崗岩の床モザイクの上は、0.08 でした。大理石は 0.05 ぐらい。
   雲母の含まれているところが特に高いように思いました。
   と言う調子で、いく先々で放射線を測定しています。
   でもイタリアの教会などは、使っている石によってかなり違いがあること、実感しました。
   飛行機の上は 0.302 uSv/h でした。

という投稿がありました。 昼休みにその話をしたところ、これまでになく、秘書さんたち乗り(?)気。
 
 秘書さんたちには、  
    イラクのラムサールでは年間被曝量10ミリシーベルト以上! 日本はその何分の一! 
 なんて主張より、
    フィレンツェで0.05uSv/h、飛行機の上は……   の方が、 ピンとくる説得力があったようです。
       
自分たちが、その辺でピピッと測った、0.02 だの、0.03 だのの数値と、直接比較できるし、
何と言っても、フィレンツェはすぐにイメージできる街ですからね。
そもそも、ラムサールのような年間数値に積算するのは、彼女たちには面倒なようですし。
計算の途中でだまされると思っている人たちもいるようですし。
 
飛行機にはずっと乗ってるわけじゃないし、レントゲンは一瞬だけど、
フィレンツェなら住んでる人がいる、というのも安心材料なようです。
 
いただいたメーリングリストのメールは、特に効果を狙って測定してきたものではありませんでしたが、
情報を受け取る人への効果的なデータの選び方を、考える必要があるなあ、と思った次第です。
 
 
なお、研究者の方の中には、同じメーリングリストに登録していて、
送信元がお分かりになる人もいるかと思いますが、
せっかく限定公開にしているのですから、
「○○先生のメールですね」、等 というコメントはお控えください。 よろしくお願いします。
 
 
今日は………研究所にいればいるほど、
   
   身に余るようなオオゴトを任命されるので
                          上昇志向のない私は 逃げ帰りますっ
 
                                     私は心穏やかに重箱の隅を突いていたいんだよ......
                                     あ、でも研究費は好きだし、他の国に出し抜かれるのは嫌い
                                                           ↑ ↑ ↑ これが根源なのか?