ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

無題

日曜日にお掃除屋さんが入ったので、バスルームが新築の家の様になっている。
さすがに、自宅のお風呂で読書はできないけれど、お抹茶BOYの真似をして、風呂ミカン。
           (風呂キウイだの、風呂イチゴだの、風呂アイスだのもある。お風呂に持ち込んで食べるだけ)

12時過ぎに帰宅して、帰りの電車の中でやっていた仕事をメールで送って、
ちょっとゆっくりお風呂に入るとこの時間だ。
出張シーズンは大抵こんな感じになる。
毎年同様だから日程調整としては慣れてしまった。体力的にはともかく。



今日、夫が、同じ会社の (ついでに大学の後輩だった人の) お通夜に行って来た。
地道な仕事の中にぱっとしたひらめきがあって、期待していたのに、ということだった。
母校の先生の話では、在学中に付き合っていた人と結婚するために就職したけど、
大学院に進んで欲しかったなあ、というくらい、サイエンス脳が優秀だったそうだ。
連休に頭痛がすると眠り始めて、そのまま、一週間で逝ってしまった。 
くも膜下出血だったんだそうだ。 28歳。
予定通りに卒業してすぐに結婚した奥さんとの間には、お子さんが二人。
3歳とゼロ歳だから、何もわかっている様子がなくて、
きっと彼のことも記憶に残らないのではないか、と夫は話していた。
同じ父親として、無念だろうな、と、思うのだろう。

20代の最後に死んでしまった友達のことを思い出す。
研究所の事務員だった彼女もくも膜下出血で倒れ、我々に連絡が来たのは、もう亡くなった後だった。
元気いっぱいな人で、何の予兆もなくて、あっという間。

ときどき、主に初めての国に出張する時、彼女の形見に貰ったハンドバッグを連れていく。



震災や、大事故でなくても、人の死は時々ふっと寄ってくる。
冥福を祈るとともに、
自分には長生き願望もないし、自分が丈夫だとも思わないのだけど、
出来ることなら、残す人を悲しませたくないなあ、
                            と、思った。