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重力波望遠鏡と、週末って何?

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応用物理学会の間に行う委員会で出してもらえるお弁当
って、他のどんな学会や委員会より、
ずっといい感じのものが出てくると思っているんだけど、
それはやっぱり、
一日何百食って注文するから、
サービスも気合が入ったりしてるんだよね?
 
牛のしっぽと言うか、
長いものに巻かれたくなる一瞬なのよ。
 
          ……説得力は食べ物なのか??
  


 
重力波観測用巨大干渉計“かぐら”の設計と建設 というシンポジウムを聞きました。
http://www.asahi.com/special/space/TKY201201280383.html
 
「かぐら」はスーパーカミオカンデと同じ、飛騨市神岡町に作りはじめられている。
なぜここがいいのかと言うと、神岡鉱山の中は、温度湿度の安定性が非常によく、
実験環境として最適だからなんだそうだ。
「かぐら」を簡単に言ってしまうと、ファブリペロー型のマイケルソン干渉計だ。
それが光路の一辺が7、800メートルと巨大なものだ。
レーザーの開発や、パワーリサイクルを加え、振動を抑え、低温にし、
すべてを真空装置の中に入れることで、感度を上げている。
J-Parkの真空、TAMA300の除振台、CLIOの低温、等、
それぞれの技術を使っている。
    (この先マニアックなメモが続くので、ブログヘは略)
 
とにかく、こういう宇宙関係の研究は、ワクワクします。 楽しかったです。
                                                    とは言うものの。
ここまで、お金をかけて、精密な機器を作って、何百年、何万年に一度、
重力派が飛んでくるのを待つのか? という疑問があったりした。
でも、それは、どの範囲の星から飛んできた重力派まで検出できるかという話で、
遥かに広範囲の遥かに微弱な重力派までピックアップすれば、
それが数十年、数年、1年に一度くらいは、となるらしい。 

なるほど、だからこんなバカ高い感度が必要になるわけか。
 
だけど当然のことながら、遠くの宇宙から来る重力波より、
地球・地表の振動を遥かに感度良く検出してしまって、
南米のどこぞで地震があると、それが地球上を駆け巡って地表を何周かするのを、
周期的に検出できたりするんだそうだ。
 
 「それって、ものすごい地震計? いち早くわかったりする?」 と、思ったけれど、
        電話の方が速い……… って、確かにね   人間には言葉があるもんな。
 
重力波望遠鏡は各国にあって、それらで同時に測ることによって、場所の特定がより確実になる。
上の地表振動も同じことが言えて、北朝鮮テポドンを発射すれば、すぐ解るよ、とのことだった。
 
 
 
そいうものの検知器を作ったほうが、と言うか、
そういう風に使ったほうが、有益なような気がするんだけど。
宇宙関係は、いつも大きなお金が動くので、優先順位も重要性も、なかなかピンときません。
 
          ただ、どうしようもなく、ワクワクしちゃうんだよ

      これってさ、アメリカで有人宇宙船を上げるかどうかっていう、
      30年くらい前の議論につながるものもあるよね。
      人間を無理に打ち上げなくても、オートで何でもできるだろ、と言う主張と、
      人間打ち上げなきゃアメリカンドリームにならんから、
      お金もかけられない(国民への説得力がない)だろ、というのと。

 
さて、午後も応物学会はあるのですが、
別の所で会議が入ってしまっているので、そちらに移動します。
 
あ、そうだ、昨日の都電はレトロ車両で、
なくなっちゃったかな、と思っていた鬼子母神のお豆腐屋さんも、改装された状態で見つけました。
 
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でさあ、昨日は土曜日で、今日は日曜日なわけよ。
昨日なんて、家に帰ったの11時過ぎだし。 ← 委員会の後に飲み会になだれ込んだからだろ
     先週も、週末働いてた気がするんだよね。 週末って、何なんだろう?