パパが総理大臣になったら
今朝、体調がすぐれないお抹茶BOYを、小学校まで送っていく途中、
窓が開かれた家から、朝のニュースの声が流れていた。
「あれ? これ、誰の声だっけ?」
「野田総理じゃないかな。消費税って言ってるし」 ←お抹茶はニュースと医療番組が好き。
「へええ。。。。こんな近くに住んでたんだ」
「え・・・・・・・・
(ちがう! ちがうぞ!! そりゃあ、よくテレビに出る代議士さんが、近くに住んでて、
運動会とかで会ってるかも知らんけど、総理は官邸に住まなきゃいけないんだよ)」
私が絶句したので、抹茶もすぐにテレビだと気付いて、少し恥ずかしそうにしたのだが、
総理はいつでも仕事が出来るように、家族も一緒に官邸に住むのだ、と伝えたら、
「パパが総理大臣になったら、転校しなきゃダメなのかな?
良かった、パパ、普通の人で」
いろんな場所に突っ込みどころが満載なのだが、
学校に行く前だったし、時間もなかったのでそのまま行かれてしまった。
複雑な質問(あまり他の小学生から出てこないので対応に困る)をして、
また担任の先生を困らせないといいのだが。
夜まで覚えてるかなあ。
以前、テレビで消費税話題をやっている時、何が響いたのだか、真剣に見ていて、
これ何?、これ何?、どうして?、どうして? 状態になり、
「水と食べ物は安くすべきではないか」 という軽減税率っぽいものにたどり着いていた。
そのあとで、子どもにとってゲームやおもちゃは必要か、という話になり、
年に二つくらいは安く、とか、クリスマスシーズンは減税とか、
家でも、ゲームは何回までって決めてるんだから、
国でも、何回までは税金かからない、ってすればいいとか、
めちゃくちゃに複雑な課税案を考えていた。
その時に、ちょっと印象的だったのは、
「でも、税金が高くなって、みんなが買わなくなったら、税金集まらないよね?」
「お金使わないで、服と食べ物を交換するとか」 (←物々交換の時代へ戻ることを言っているのだと思う)
う~ん、小学生、侮りがたし それでうまくいくかどうかは別にして。
少なくとも、子どもたちの頭の体操になるし、政治に興味も持つし、
小中学校でも議論のネタにすればいいのに、と、思わないでもありませんでした。
と、同時に、親の考えを押し付けない(影響を与え過ぎない)ようにするのも、大変だなあ、と。