風邪ひいたかな & 昔の映画鑑賞録 『エンド・オブ・デイズ』
おはようございます。
頭痛で目が覚めるというのはいかがなものか・・・・・・・
TVをつけたら、マヤの終末説を報じている番組があって、
そういえば昔、ノストラダムスの予言の日に向けても、あれこれイベント(?)があったなあ、と、思いだした。
(12月19日現在、削除審議中だそうだ。日本発の審議じゃないと思うが)
終末映像と言うと、私はこの 『エンド・オフ・デイズ』 を思い出す。
映画封切り当時、ストーリーがつまらなくて、「エンド・オブ・シュワちゃん」 なんて言われていたが。
あらすじ
1999年12月31日――1000年紀《ミレニアム》最後の日に悪魔が復活。だが悪魔が世界を支配するため
には、運命の下に生まれた一人の女が必要だ。
守る役目をまかされる事になる。新世紀を賭けた壮絶な死闘が今始まろうとしていた! (allcinemaより)
確かに、ストーリーはなんだかなあ、である。
子ども向け映画の様なシンプルさなのだが、運命の女の処女性だとか、しかも現代アメリカで、、、、と、
・…… まるで、脚本家の罰ゲームみたいな設定である。
開き直って、お笑いとパロディに走っても無理はないってもんだ。
それしかない人ならともかく、ハートウォーミング系もコメディもこなせるとなれば、なおさらである。
そうそう、政治家もやってるわけだし。
おおざっぱに言って、
音楽も映像も、キャラもいいのに、もうちょっと脚本どうにかならんかったかな、と思う映画だった。
無理にバチカンに行く必要はなかったと思うぞ………
いや、ストーリーの概略がああでも、音楽と映像と、キャスティングとカメラワークで、
どうにか出来ちゃうんだな、と言う映画である。
日本人の宗教観、悪魔観とは違うかもしれないが、
この映画のサタンは、ブラックで、エロティックで、どこか獣(ハムスター?)系の馬鹿さもあって、
私のイメージに近かった気がする。
サタン、誰だっけか、この人、神父役も多かったよな、と、ググっている時に映画評もたくさんヒットした。
日本語レビューを見ると、宗教色が強いとの印象を与えているみたいだが、宗教色・……強いかな?
宗教ネタではあるものの、宗教色はそれほど強くはない。
ヒーロー映画としてみた場合のバッドエンドが、わずかに宗教的か。
なお、サタン役のガブリエル・バーンは、神学校出身なようだ。
あの敬虔っぽさと、わずかな胡散臭さは、自前なんだな。
だめだぁぁぁ
病院が開いたら、薬を貰ってこよう。