世界の終わりをネタに、小学生の宿題を考える
「ねえねえママ、今日で世界は終わっちゃうかもしれないんだよ?」
「え~ どうして?」
「予言だと、小惑星が降ってくるらしい」 <<いろいろあるが、彼はこれが好きなようだ
「どこから?」
「空・……というか、宇宙? 火星の向こうから」 <<アステロイドベルトを考えているのか
「今日降ってくるなら、もう昨日から見えてるはずじゃないかな?」
「流星群みたいに? ………来てなかったね。」
<<あっさり、世界滅亡は却下された。
流星群は待ってないと来ないけれど、人工衛星の類ならすぐ見えるかな、と、
軌道を探していて、面白いサイトを発見した。
http://www.sightspacestation.com/index.htm?olng=ja 宇宙ステーションを観よう、というサイト。
国際宇宙ステーションは、地上から約400kmの高さで、地球の周りをまわってるわけだが、
一周およそ90分、一日で16周する。
近くを通ったときに、上手く見つけられれば肉眼でも見えるのだが、そうもいかないので、
いつ頃、空のどのあたりを通って、どんな角度で見えるか、を予測しよう、というサイトだ。
ものすごくリアルで感動したので、この感動をあなたにも。 <<何を言っているんだか
まず、こういう画面が出てくる。
①国際宇宙ステーションをみたい日付をいれてみる。ひとまず
東北地方の方なら、12月30日、東京の方は、12月29日、関西から中部の方は、1月1日、にすると
近くを通る(右手の小さい画面で確認、人工衛星の軌道が出る)ので、肉眼での目視が可能になる。
②画面左手のグーグルアースで、自分の住んでいる所を選び出す。
衝撃を受けたかったら、倍率を上げて、家のすぐ近くにポインターを置くと良いかと。
(動画にした時に、「いつ撮影したんだよ」、ってレベルで、家の近所の様子が出てくる)
③細かい設定は放っておいて、グーグルアースの左下の▼をクリックして、動画を始める。
④ご近所さんの風景の中の空を、どんな風に衛星が横切るのかを、カーソルで示してくれる。
夜なら夜、昼間なら昼間、逆光になる場合もわかるので、かなり便利。
シミュレーションで衛星の出てくる時間を確認して、実際の空を見てみようかと思います。
幸い、冬休みです。
ひとまず29日,30日,元旦などには仰角が違うものの、日本のどこからでも見えるでしょう。
いずれも朝の9時から10時くらいの時間帯で、
北西の水平線から上がってから沈むまでに10分くらい・・・・・・・かな。
それなりのスピードですが、これだけ場所がわかっていたら、時間を覚えておいて、
子供と探して、冬休みの宿題にしてしまおうか、と。