やるじゃん、中学生
昨日の反動で、今日は7時前に研究所を出て、
久しぶりに子供たちに夕食を作りました。
羽が綺麗に焼けたので、写真を一枚。
今日の具 <<餃子だけど
豚挽肉
冥加
椎茸
キャベツの芯 <<つまり余りもの
具に塩胡椒とごま油で味をつけたので、酢醤油はなくてもイケます。
さて、そういうわけで、今日は早い時間の電車に乗ったのだが、
7時台の上り電車は、座席が埋まり、立っている乗客が少しいる程度の混み具合だ。
通勤客のほかに、オタクっぽい大学生や、中高生風の制服も少々。
私は横がけの席に座っていたのだが、
隣にいたサラリーマン風の男性が緊張した感じで顔を上げたのがわかった。
その男性の視線の先を追うと、
高校生のスカートの下に、携帯電話を差し出しているおっさんが一人。
あっら~~
サラリーマン男性が睨み付けていたのだが、
盗撮に夢中のおっさんは気付きもしない。
声を出そうかどうしようか逡巡した瞬間
「あっ! ゴキ●リ!」
指をさして大声を出したのは、反対側の隣にいた中学生だった。
女子高生たちは、当然、飛びのき、キャア、キャア、キャア、
あたりは騒然、おっさんは唖然、
すぐに気づいて憎々しげにこっちをにらんだが、中学生は知らん顔。
盗撮は阻止できるし、しこりを残さないし、素晴らしく機転のきく子だ。
Good Job!
でも、理由がわかっていたのは、盗撮しようとしたおっさんと、私と、隣のサラリーマンくらいだろう。
………と、思っていたのだが、
女の子が電車を降りる時に、まだ乗っていた我々に、
いや、中学生に向かって、ぺこりと会釈をしていった。
へえ、、、騒いでいるときに、気づいたんだ…… ちゃんとお礼言ってくなんて、いい子じゃん。
子どもたちの危機回避能力も、頭の回転も、捨てたもんじゃないなあ、と、思った。
なお、中学生のつけていた校章が、数日前の
「こだまでしょうか?」 の学校と同じだったのはご愛嬌である。