ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

人間はわがままだよね それとも私がわがままなのか?

学術雑誌に論文を投稿すると、
その論文のグレードが十分であるか否か、あるいは書かれていることが正しいか否か、
学術雑誌の編集者(エディター)と、その分野の専門家である査読者たち(通常2人)が、
論文を査読して、質問をしたり、間違いを指摘したり、わかりにくい所を書き直させたりする。
 
だから
 
執筆者が論文を投稿
論文編集部のチェックが通ったら、査読者に転送
査読者が査読して、論文編集者に返送
(返送が遅れると編集部から催促される)
編集部から執筆者に転送
執筆者は査読コメントに従って、修正、または回答して編集部に返送
(返送が遅れると編集部から催促される)
編集部から査読者に転送
査読者が再査読して、論文編集者に返送
(返送が遅れると編集部から催促される)
編集部から執筆者に転送
執筆者は再査読コメントに従って、修正、または回答して編集部に返送
(返送が遅れると編集部から催促される)
編集部から査読者に転送
査読者が再査読して、論文編集者に返送
(返送が遅れると編集部から催促される)
論文誌に掲載OKならば、執筆者に採択連絡をして、論文はゲラづくりなどに回す。
ダメだったら、また執筆者、査読者の往復を繰り返す。
ごくまれに、執筆者と査読者が対立しちゃうこともあるので、
そういう時は別の査読者を選んだりもする。
 
 
自分が執筆者の時、返信が遅れると、編集者から催促されるから、
素早く修正原稿を送る執筆者は偉いと思っていた。
 
 
一昨日、振替休日に、サービス残業みたいなもんだなあ、と思いながら査読・返送した論文が、
すでに執筆者の修正を経て、もう帰ってきていた。
 
あまりうれしくない。
 
 
自分が査読者になった時と、執筆者である時でずいぶん違うな、と。
いや、編集担当になってる時は、うれしいんだけどさ。