ミニチュアが好きっ
週末の出勤の振り替え休日をとれって言われてるし、
息子の公文教室の面談もあるし、という事で休暇を取った。
休暇だ。休暇だってば。
査読をやってる方がサービス残業みたいなもんなんだってば。<<誰に弁解してるんだか
平日休みのそこはかとない罪悪感は、自分でもどうにからなんものか、と、思う
さて、実は、ブロ友さんでブレーキが壊れたダンプカーな方がいて、
その方からリカちゃん人形()のお洋服の依頼が来ているのだ。
依頼されたのは、赤いカンフー着。
リカちゃん人形の寸法と、こんな参考写真を実演していただいた。
誰かに頼まれて “決まった形の人形服” を作るのは、実に10年ぶりくらいである。
自由勝手に作る場合は、型紙を使わずに仕上げていくので、
予定していた形と全く違う………というか、初めの思惑通りの形になることはほとんどない、
今回はそれではまずい気がする。
にもかかわらず………依頼作成など久しくやっていない私が写真を見て作りたくなったのは、
中国風のこのボタンと、長~~い、三つ編みもどき。
中国風のボタンは、アジアンノットと言って、固めに組んだ(←組紐?)アジアンコードという紐を
複雑な(?)むずび方をして、華やかな飾りにするという、あれだ。
我が家に土産物があるので、挑戦したことがあるのだが……… ええと、まあ、難しい。
元々私は、棗の紐の稽古(茶道)も苦手だったし。
参考:チャイナボタンのつくり方 http://atelier-bandieny.com/html/china2.php
しかし、今回は人形用のボタンである。
ミニチュア作成者のポリシーとして、実物と同じものを、同じ形で作るのでは芸がない。
糸のテンション(張力)、水の粘性、布のやわらかさ、肌の粗さ、すべてをコントロールするには、
同じつくり方ではだめなのだ☆ むしろ、正当に作ってなるものか
断じて玉砕したからでも、二次元から三次元を作ることに意義を見出せないからではないっ!
アジアンコードを二重にして、玉留めにして、あとは同じ色の細い糸で括ってみた。
やたら簡単な気がするが、気にしない。 見かけがチャイナボタンであればOKだ☆
さて、次に気になっていた、なが~い、三つ編みもどき。
中国古来の男性の三つ編みのことは、辮髪(べんぱつ)というのくらいは、私も知っている。
いざ、検索
………難しそう
いやいや、これも人形の髪にするのだ。 本物と同じに作ってなるものか
フエルトの台に、毛糸の三つ編みをつなげて、こんな感じか?
頭には両面テープを使って貼っていただこう。
さて、辮髪を探していて、こんなものを見つけてしまった。
続けてググってみたが、被っている姿のほかは、内部の構造などほとんどわからない。
真中の、黄色いのはどうしよう……、どうなってるん?
ま、いいや、人形の服である、正しい構造にするより、見るものに同じ印象を与えさえすればいいのだ。
どうだっ でも、ずいぶん、力ずくな作り方をしたと思うんだ、我ながら。
なお、黄色い部分は、家にあったこの駄菓子の頭です。
…………ええ、と、そういうわけで、せっかくの休みにお針子をするつもりだったのですが、
気が付いたら、工作に走ってました
依頼主様、もう少々お待ちください。
なお、手のサイズ(縦、横、指長など)もわかるとうれしいです。 <<まだ工作を狙ってないか?
そうそう、こんな風に、手芸(?)が好きなんですが、
人形作りのを趣味とする方々の輪の中に入れません。
なんとなぁくノリが違うというか、浮いてしまいます。
さもありなん、と、言われるのはなぜでしょうか?