一昔前
今日は公文教室の先生がお見舞いに来てくれた。
奇しくも、お抹茶BOYが宿題の公文プリントをやっているときに
奇しくも、お抹茶BOYが宿題の公文プリントをやっているときに
先生の前で、教えてもらいながらつづけたそうだ。
# 私はちょうど、自宅に荷物を取りに行っている間だった。
見舞いに来た剣士は、約10年前に来ていたことを思い出したようだ。
小学生以下の見舞客は、NICUエリアや入院エリアには入れない決まりになっている。
両親が生まれたばかりの弟の面会をしている間、
小学1年生の彼女は、フロアの端のゲートのところで、ずっと待っていた。
小学1年生の彼女は、フロアの端のゲートのところで、ずっと待っていた。
「丸椅子があって座れたんだけど、でも、壁に寄り掛かると防火扉が動いちゃうんだよ。
で、柵のすぐ先にはソファがあっても、そっちには小学生は入っちゃいけないんだ」
当時の彼女がメモしたらしい小さな札を、最近、彼女が使っていたポーチの中から見つけた。
「よく読めたな、これ」と、思うのと同時に、
「よく読めたな、これ」と、思うのと同時に、
親に言われたことを覚えきれないと思って、メモをして忘れないようにしていたんだ、
彼女なりに頑張ってたんだな、と、
病気の新生児にかまけて、上の子を全然見ていなかった自分を反省したりした。
病気の新生児にかまけて、上の子を全然見ていなかった自分を反省したりした。
「もっと大きいと思ってたんだけどな、この柵」
そりゃあ、あんたが大きくなったからだろ。と、思いつつ、
「この柵のこっちに入りたかったんだよ、あのころは」
と言いながら、病室にやってきた娘を、よく成長したなあ、と、感慨深く眺めた。
カテーテル手術は回復が速く、明日はもう退院できるようだ。
首の横の傷を見るにつけ、こんなところの血管から、心臓にカテーテルを入れるのは、
廊下には夏祭りの準備がしてあって、お抹茶BOYはそれに参加できないのが、少し心残りのようだ。
でも、小学生はお見舞いに来れないから、ね。
でも、小学生はお見舞いに来れないから、ね。
今日はすっきりした寝顔で眠ってます。
おまけ。パジャマから普段着に着替えました。退院も近い。