悩み事を根本ではない部分で解決する
youtubeはBGMで、本編には関係ありません。
顔見知りの女性に、家族関係の悩み事を相談されました。
お仕事と、ご家庭の仕事の両立についてのようです。
何でも彼女の職場には、フルタイムで働いている既婚女性がいなくて、
相談する相手がいないのだそうです。
「……夫はマザコンだったみたいで、ことあるごとに
母は働きながら家事を完ぺきにやったっていうんですよ」
「義理母さん、働いてるの?」
「昔はピアノの先生だったみたいです、週に何日か」
「なのに家事もなんて偉いね~ 凄い人だったんだね。
でも、それなら、旦那さんに家事やってもらえばいいじゃない」
「………は?」
「だって、その凄いお母さんの息子でしょ?」
「いや、……・その」
「血が繋がってる彼にすらできないこと、
他人のあなたに出来なくたってしょうがないよ~」
「…………」
「お母さんが凄いわけじゃない、とは、マザコンなら言わないだろうし」
「おお…… さすがですね」
「さすが、って、何が?」
「さんが、「に相談してみるといい」、って教えてくれたんです」
「……………(かなり嫌な予感)」
「根本的な解決にはならないけど、気が楽になるから、って」
は親しい大学教員、さんはその大学の秘書さんです。
そういうわけで私は、いろんな女性に、いろんな相談事をされます。
普通に考えて、普通に答えてるんですが、根本的な解決にはならないようです。
気が楽になるだけで、いいんですね、みんな
なお、私の夫は、
働く女性たちからは、大変さをわかってくれている、と歓迎され、
同僚の男性たちからは、いろいろと同情され、なんだかんだとうまくやっている八方美人です。