ぴ～んち。 あるいは、ろじっく ＩＣ

昨夜、共同研究先の学生さんから連絡がありまして、

装置のコントローラの調子が悪い、と。　　　←この装置のデータを11月の終わりに学会発表予定

 

コントローラを取り外して、分解して、中身をあたったところ、　←私の関わる学生さんたちは、大抵こういう対応。

D/Aコンバータと、ロジックＩＣのどれかが故障しているのではないか、と。　←よく追い詰めたね。

ところが、つつましい私立大学のこと、測定装置自体が20年も前のもので、

その結果、コントロールに使われているＩＣもめっちゃくちゃ古い。

　

この型番、手に入るのだろうか、と、写真を送ってきた。

 

 

こういう型番は息の長いものだが、

ネットで検索しても、ほとんどのサイトでは在庫切れ。　特に右のＩＣが無い。

本国のサイトに当たって、輸入するとなると、在庫を調べてもらってから、ひと月かかる旨が記されている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それじゃ学会に間に合わないのよ

 

こりゃあ台風の中、ジャンク屋さんめぐり（古い機器の中に入っているのを探す）かな、と覚悟を決めたのだが、

せっかく研究所に所属しているので、周りの人にメールを投げまくってみた。

　　　　　　（電気回路組む人もいるし、週末に趣味のジャンク屋めぐりをしている人もいるから、

　　　　　　　彼らに型番をインプットしておいたら、ついでに見てくれる可能性もあるかと思って）

 

先ほど。

「在庫限りだけど、この店で購入できますよ～」　というメールが届いた。

 

　　　　　　　　　　　　ほっ

メールに後光が差してました。

学生さんのリアクションがない所を見ると、まだ眠ってるかなあ……　（遅くまで頑張ってた様子だし）