（兵庫）急な出張で富士山～赤穂浪士

急遽、出張予定になったので、京都の友達に電話。

 

　　　「明日って、大学にいる？　急に京都の方に出張なんだけど、夜ご飯一緒に食べない？」　
　　　　　　　　　「ごめ～ん。明日は用事が……　どこに来るの？」

　　　「ええとね、“あそう”って読むのかな？　姫路のそばだって」

　　　　　　　　　「………もしかして、相生（あいおい）？」

　　　「ああそうそう。きっとそれ。相生には８時ごろにつけばいいので」

　　　　　　　　　「相生は兵庫の端っこでほとんど岡山で、赤穂浪士の赤穂の近くだと……　
　　　　　　　　　　　　ぜんぜん京都の近くじゃないから、のんびり夕食食べてるとたどり着かないよ」　

 

　　　　　　　。ｏ Ｏ*1←小説しか知識がない。

 

大阪や京都で９時過ぎでも、十分東京に帰れるのになあ。　　
京都でそれだと、ゆっち先生もダメかぁ～　（←関西で京都よりも手前……だったはず）

それならば、と、播磨研究公園都市の研究者仲間に電話したら、

 

　　　「えっ　その週はつくばに出張です。俺の方こそ案内してもらおうと思ってたのに」　

　　　「ぼくは仙台です　さん（仙台に）来ないんですか？」　←そういえば仙台でも研究会があった★　　　

 

……播磨を案内してくれる人（友人）が誰もいないっ　

普通に会議に出て、普通に見学して来いっていう事か。

 

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さて、東京はめちゃ寒だったのだが、良い天気。
今日は富士山が見えるかな、と、思っていたら、
乗ったばかりののぞみ（品川付近）から、すでに富士山が見えている。

 

 

ちっちゃ……（でも、筑波から見る富士山よりはずっと大きい）

 

新横浜からも、少しだけ大きくなった富士山を確認。

 

 

小田原～

 

 

熱海を過ぎると、急に大きくなる。

 

 

さすがの新富士付近。

 

いい感じで、茶畑がたくさん見える。

こんなにきれいに見えるのは久しぶり。
３ヵ月間のあいだに何度も、富士山を見るためだけに東海道線に乗ったのに、

見れなかったという気の毒なインドの学生さんに、メールで写真を送る。

掛川通過（止まらない）。

蜃気楼氏のお宅はこのあたりのはずなのだが、何度聞いてもよくわからん。
でも、浜名湖の付近は右も左も水（海？）っぽくてきれいだ。

名古屋で「ひかり」に乗り換え。京都に近づくあたりも、山が白い。

 

 
去年はポートアイランドのスパコン（京）のそばで会議があったが、
普段は大阪までしか来ないので、新神戸より西に新幹線で行くのは、初体験♪

 

地名を聞いたことのある西明石の駅。

 

　

西明石に何があったか思い出そうとしたのだが………　すみません　

次は姫路でJR赤穂線に乗り換える。
　　

姫路の人々は電車に乗る時に並ばないようだ。降りる人が優先でもない。
　　学生もお爺さんお婆さんもサラリーマンぽい人も、割り込んできたり、降りようする客に突進したりする。

そういう文化なようだ。

あとで出張先の研究所の人に聞いたら、「東京から来ると驚くでしょ」、と、言われた。

大阪の通勤マナーは知っていたが、のどかな風貌で、のんびりと割り込むのので驚愕した(苦笑)

 

 

　　

 

 

直接、相生に行ってもいいのだが、２時間くらい余裕があるので、
赤穂浪士の赤穂に行こうと思い立つ。

赤穂も相生も兵庫だが、赤穂は限りなく岡山に近い。

 

 

JR赤穂線の駅は、無人駅ではないものの、非常にのどかなものが多い。
英賀保駅に、坂越駅。　どの駅もこんな感じ。

 

 

そんなこんなで播州赤穂駅に到着。　

ここでも、降りる乗客とのる乗客がぶつかり合う。人数が少ないからどうにかなるのだろうが……

 

 

さすが赤穂浪士の赤穂。駅舎内に巨大な忠臣蔵の書が飾ってある。

 

 

駅でマップを貰って、赤穂浪士の史跡や大石神社を見て回ることにする。

 

まずは江戸からの凶報を持って帰った早水藤左衛門・萱野三平が
大石邸に入る前に水を飲んだという息継ぎ井戸。

 

大石神社の鳥居には、四十七士の石像が並んでいる。

 

 

こちらが本殿。すっかり新年仕様にスタンバっている。

案内板の雰囲気を見ると、きっと混み合うのだろう、という事がわかる。

 

大願成就って、今は受験のお守りが多いんだよな、と思いつつ
来年は受験生になる娘と、いまいち勉強が好きでないお抹茶ＢＯＹにお守りを一つずつ購入する。

 

次は共通チケットを購入して、宝物殿を見る（展示室一部屋の建物がいくつも並んでいる）。

 

 

刀や甲冑、きっと娘が来たら喜ぶだろうな、と思うが、
私が面白いと思ったのは、これだ。

 

 

どういう構造なのだろう、ネジがついているから、ゼンマイ式なのだろうか？後で調べてみよう。

もともと、あまり時間の余裕はない。
人通りも少ないし、きっとお正月は混み合うんだろうな、と思いつつ、赤穂を後にする。

 

相生に戻ったら、すっかり暗くなっていた。

 

 

イルミネーションにクリスマスであることを思い出しいながら、

科学公園都市に向う。

 

*1:え、岡山って言ったら「ぼっけぇきょうてぇ」じゃん