ピンク系で和♪な一日
母も祖母も、和装が好きです(でした)。
私も、日舞や茶道を習っている頃にはよく着ていた気がします。
きちんと着付けを習ったわけではなく、だからいい加減な着方ですが、
おかげで和装でも動けます。(←優雅ではない。でも和服で自転車に乗った(?)ことはある)
おかげで和装でも動けます。(←優雅ではない。でも和服で自転車に乗った(?)ことはある)
そんなわけで、母から着物を何枚か貰ったのですが、母は細く小柄で、そのまま着るには無理があります。
母が送ってきた着物の中から、いくぶん落ち着いた色味の小紋を選び、
いったんもめんさんのお店(http://maeno.tsuchiura.jp/)に仕立て直しを頼みました。
光の加減でずいぶん地味に見えますが (といってフラッシュをたくとピンクに見えるし和服の色って微妙)
本当に綺麗に仕上がって戻ってきました。
小さな絞りも、全く潰れずに残っているし、八掛も元のものを使ってくれたらしく、裏地を継いでくれてます。
丁寧だなあ
いったんもめんさんのお店には、次の仕立て直しも発注♪
http://blogs.yahoo.co.jp/green_zebra_2008/30727783.html <<この古代柄。丈が短いから足してもらわなきゃ。
和装関連の価格は様々です、相性もあるし、良心的な業者ばかりではありません。
街中で、不要な助言(いちゃもん?)つけてくる着物マニアがいたり、不快なこともなくはありません。
知識のある人とない人、お金をかける人と楽しむ人、目的によってさまざまなはずなのに、
少しでも知識層の上にいる人が、下の人を見下しがちに口を出すのは、
ちょうどパーソナルコンピュータ(←あえてこう書く)知識のあれこれと似ているような気がして、
この根本にあるのはなんなのだろう、と、考えたりもします。
パソコンと呉服、価格層も似ているかな。
ただ、パソコンなら、3,4年で買い替えるもので、愛着の深さもそれなりですが、
着物は親や祖母から継いだものなどもあるので、思い入れが違います。
だから、価格や市場価値だけで着物を扱うのは心情的に難しいです。
そんなわけで、仕立て直しや洗い張りのために大切な着物を預けられるのは
少々値が張っても、信用できるお店だけになってしまうのですよね………
母はどんな帯を合わせていたっけ?
白っぽい帯で春らしく着ていたのを思い出すけど、私の手持ちの帯で合わせるなら、このあたりでしょうか。
下は先日の衝動買いの一つです。
母の小紋と同じ系統の色味ですが、ピンク系の無地の紬。
和裁の実習生から譲り受けた一重の綿の紬はともかく、私のワードローブで紬は珍しいのですが、
よく見るといろんな色が入っているので、帯合わせしやすい気がします。
ピンク系ということで、上の小紋の時と同じ帯をのせると、こんな感じでした。
無地に無地っていうのは、さすがに味気ない、というか、紬の着あわせじゃない気がします。(←偏見)
いっそ洋服の色合わせで考えちゃうと、サーモンピンクに合うのはグレイ系かな。
右の方が上品であっている気がするけど、この帯は一重だし、悩みます (紬は薄手だけど袷)
半日かかって色々帯を引っ張り出して、あれこれ合わせてみて、楽しかったけど、
着物の色合わせは難しいです。
そんなこんなで、今日のお抹茶。今日はピンク尽くしです。