ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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(マドリード) プラド美術館ほか

脆弱性が見つかったのは知ってたけど、IEを一切使うなって、いったい
このPCには火狐を入れていなかったので、昨日はアクセスできませんでした。
というわけで、晴れてフリーの火狐をDLし、昨日書いていた分をアップします。 



ナイトフライトでしかも羽田発だと、えらく気軽に出かけられるような気がする。

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お気に入りだった旅行代理店の、お気に入りの人が辞めてしまってから、別の代理店に変えた。
うっち~(そのお気に入りの女性)は私以外も大勢顧客研究者を抱えていて、
それぞれのパスポートナンバーはもちろん、座席の好みや、航空会社の好み、
マイレージの種類、それからフライトの時間帯や保険の価格帯まで把握していて、
○○日から●●日まで、ドイツとスウェーデン……EU内移動は、安い方で土日どっちでも。
なんて簡単なメールに、数時間で、研究所の書類形式にしたフライトアレンジを送り返してくれた。
発見期限をなるべく遅くしてくれるのも、いつもの事だった。

その上司と名乗る人の手際とフットワークの悪さ、融通の利かなさに見切りをつけ、
うっち~ひとりで、客を引っ張ってたんだな、と思いつつ、他の代理店に変えたのだった。

新しい代理店も、推薦してくれる人がたくさんいただけあって、悪くない。
成田ではなく羽田発で選んでくれるのは、東京在住(勤務はつくば)の私に気を使っているのか。


  (映画中)        (映画中)       (映画中)        (映画中)     


フランクフルトでの乗り継ぎ時間が数時間あるので、
その間に、研究所(←マインツ:電車で30分)に荷物を置いてこようか、と考える。
でも、雨が降ってるし寒いし、そんな中で学内(駅からは近いけど、中が広い)を歩くのもなんだな、と、断念。 

そんなわけで、初マドリード。 こちらは快晴なので温度差が

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空港からの地下鉄の乗り継ぎが分かりにくかったが、地下鉄自体はとても乗りやすい。
というより、東京で地下鉄慣れしていれば、この程度の路線はどうってことはない。
 「なんで今日この地についた私が説明してるんだよ」、と思いつつ、
米国人らしい観光客に乗り継ぎ駅を説明する。   「あんたそれ、路線はあってるけど逆方向だよ」 


眠くないことはないのだが、今回の会議は休憩時間がほとんどないので
ホテルで荷解きをしてすぐにプラド美術館に行く。

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ヴェラスケスの扉、                   こちらはへロニモスの扉

絵を習っている人、絵画好きな人のための美術館だなあ、と、思う。
ルーブルのような展示も悪くないが、ルーブル手法だと(警備の都合もあるのだろうが)
一人の画家の作品が、あちこち配置されているので、その画家の世界に浸りきれない。
その点プラド美術館は、この部屋全部エル・グレコだの、
こっちは全部ヴェラスケスだ、ルーベンスだ、と
主に部屋(隣り合う何部屋か)が作家別に分かれているので、作品世界に引っ張り込まれやすい。

ゴヤ作品が5,6部屋も続くところがあって、酔いそうになった。

ゴヤの有名作品で、市民が銃殺刑になる瞬間をとらえたものがあるのだが、
タイトルを見て、この地の作品であることを初めて認識した。

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1808年5月3日マドリード市民の処刑                     巨人

パシフィックリムの映画のモチーフになったという巨人の絵が、ほんの隅の方に飾られていて、
いや、この作品ばかりでなく、見たことのある名画が満載で、贅沢だ。

フラ・アンジェリコの【受胎告知】、ボッスの【七つの大罪】に【快楽の園】、
ブリューゲル【死の勝利】、ルーベンス【三美神】、ヴェラスケス【宮廷の侍女たち】
ゴヤ【着衣のハマ】【裸のマハ】【我が子を喰うサトゥルヌス】
かと思うと、ダヴィンチと見まごう【モナリザ】 があったり。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B6

羽のある人とない人が半々にいるんじゃないかと思うくらい、所蔵作品が宗教画に寄っているので
この美術館の座敷童になるのはあまり居心地がよくないかもしれない。
(美術館の好みの判断基準は、生まれ変わって妖怪になった時に住み着きたいかどうかです


サン・ヘロニモ・エル・レアール教会や、5月2日のオベリスクゴヤの絵の「前日」だが、同件か調べてみよう)
シベーレス広場の噴水、リナレス宮殿などを眺めつつ、
バンコ・デ・エスパーニャ(スペイン銀行)駅から地下鉄でホテルへ戻る。

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このあたりには、ピカソの【ゲルニカ】を所蔵するソフィア王妃芸術センターほか、
ティッセン・ボルネミッサ美術館、軍事博物館、海軍博物館、装飾美術館と盛りだくさんなので、
もう一度来るチャンスがあればいいのだが………



おやつのケーキまでは食べられないので、休憩時間にアップロードしているが。
連日、8時過ぎまでプログラムが入っていて、
そのあと軽食付きのポスターセッションやら、カンファレンスディナーやらで………
よくもまあ、ここまで詰め込んだなあ。
観光できる可能性があるとしたら、最終日の5時以降か?



あ。リコメントは、また夜に。  << 今日は(も!)真面目に講演を聞いているので