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在宅勤務

帰宅後も、当たり前のように仕事のメールを開く。
たいていの大学スタッフや研究所員はそうだ。夜の11時過ぎのメールも珍しくない。
だから、彼らは職場での勤務時間を問わない裁量労働制だの、在宅勤務だの、多様な勤務形態が認められ、
一方、認める認めないにかかわらず、講義の時間は何をおいても束縛され、
締切仕事は、何時間連続で働いてもいいから「とにかく終わらせろ」 ことになる。
こういう労働条件がいいのか悪いのかわからない。

過労死や自殺者も聞くことがあるが、それも他の職業より多いのかどうか。
キャリア公務員の自殺率は高い気もする。 実際にはどうなのかな? >>いつもの内緒さん、知ってますか?
加えて、大学教授は殺人や傷害の被害者になる話も聞くから、あんまりいい職業でもないのかも、と、思う。


でも、私には都合のいい職種だ。


昨日、1年ぶりにお抹茶BOYが学校で心臓発作を起こした。
いつもの校医さんから連絡をもらい、(でも私も夫も通勤時間2時間の職場にいたので)
学校の近所に住むシッターさんに頼んで、病院に連れて行ってもらった。

.   医者の見立ては、心電図的には不整脈がたくさん出ているけれど緊急手術を要するものではなく、
.   むしろ昨年の手術で(カテーテルアブレーションで)焼いた部分が、引き攣れているのかもしれない、と。
.   丸一日くらい様子を見て、続けて発作が起きるようでなければ、
.   次の定期健診(大学病院で行うもので要予約制)まで放っておいて大丈夫だ、ということだ。


大きな発作の後には、発作が続くことがある。24時間~2週間くらいは緊張を伴う。
すぐに病院に連れて行けるよう、大人がついていなければならない。
昨年の1~5月は、本当に頻繁に発作を起こしていたから、私が仕事を休んで病院に連れて行くことが多かった。
だから学生を預かるのは無理だと考え、去年の4月~今年の3月)はひとりの学生も取っていない。
講義も、他の講師に頼み込んで、集中講義だけにさせてもらった。
今年も通年の学生はいないし、少なくとも今のところ、留学生も来ていない。

そんなわけで今日も在宅勤務だ。
昨日の夕方の発作だったから、今日はすぐにお抹茶の学校に迎えに行けるところにいた方がいい。
在宅勤務の承認をもらい、今日の予定を書きなおし、アシスタントや共同研究者にメールを送る。
原稿書きの仕事もたくさんあるから、家でそれをやればいい。
.                              とはいっても、土曜日も仕事だな、今週は。



え……うちの研究室に就職してきたいんですか? ええ、と。 外から見るより厳しいよ? たぶん。
勤務時間があまり問われない研究所の中にあっても、特にうちの研究室は
自分の仕事を自分でコントロールする人ばかりだから、メンバーは、「この研究室は気楽だ」、と発言するけれど、
それができない人は、辞めていってるんだわ
去る者は追わずに、部署が変わったり転職したりするときには、相談受けたり推薦したりするから、評判が悪くならないだけ。

それに研究所は成果主義で、追い詰められて、辞めていく人もたくさんいるし、
成果が出せなければ、研究費が十分にもらえず、研究ができない>>成果が出せない>>研究費がもらえない>>
というネガティブスパイラルに陥ることもある。
だから、勤務時間が自由だからと言って甘くはないのだが……

あら、この人結構成果だしてんのね、
実際のところ40歳以下で期限付きでないポジションを見つけるのは厳しいから、この年齢なら若い方だし。
見学に来たい、って、時間調整、どうしよう…… ほかの日程調整のメールが戻ってくるまで、返信もできないよ……

それより、お抹茶、大丈夫かなあ…… 治まってくれるといいのだけど。


.           ところで、今日の午後ロー、なにかな?  ←真面目な記事が台無し