誕生日には………

娘は中２のクリスマスプレゼントに、剣道の籠手をリクエストした。
http://blogs.yahoo.co.jp/green_zebra_2008/33804328.html
だから、籠手は自分のものを持っている。

籠手と胴着、袴だけで、胴や面は自分のものを購入しないまま、娘は６年間、剣道をやっていた。
購入しなかった理由は、部活動が長続きするかどうかわからなかったのと、
成長するから、小さいうちは学校のものを借りればいい、と、途中からは本人に購入する気がなくなったせいだ。

そのまま、３段までとってしまった

３段の昇段祝いに、剣道部の顧問やコーチから高価な袴を贈られていた。
大学に入っても続けるというので、それなら、大学の合格祝いと (←隠れ浪人だけど)
誕生日のプレゼントを兼ねて、剣道具（防具）一式を購入することにした。

剣道をしたことのある人にとっては当たり前なのかもしれないが、
胴やら面やらにはいろいろ格があって、段位が高くても使えるものとなると、高い。
手差しは納期（３カ月！）がかかりすぎるので、ミシン差しのいいものにしようということになる。
剣道を始めて以来、ずっと出入りしているなじみの武具店で相談しながら、
格を決め、サイズを測り、胴台の色、胴胸の色や模様を選んでいく。ミシン差しでも仕上がりにはしばらくかかる。
特に、胴胸の模様と、面のあごの所の模様は多種類あるので、剣士はさかんに悩んでいた。

胴胸とあごは、黄色で囲んだところ。

部位名称などの参考：　http://www.chibikko-kenshi.com/hpgen/HPB/categories/93416.html

古風だと思っていた彼女が意外に (剣道をやっている中では) 派手好きだということと、
自分の技や打ち方に即した道具を選ぶレベルになっているのだということ,、などに気が付いた。

面、胴、籠手、道着、袴、キャリーバッグまでつけて、割引してもらって１５万弱………
４段、５段の昇段試験でもつけられるグレード、だそうだ、が、
高いのか安いのかわからない　店の人＆それを信用している娘の目を信じるしかない。
　「八武に来るの、初めてだっけ？」　と、聞かれたが、
はじめても何も、そういうわけで防具は学校に置くことが多かったし、
胴着も自分で洗っていたようだから、私が知っているのは手ぬぐいくらいだ。

大学生になるのだから、と、アニメキャラ(主にナルト)の手ぬぐいは恥ずかしいから、と、
貰いためたり、大会で使った手拭いの縁の始末を頼まれた。
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（↑切りっぱなしの縁を、解れない様に纏るだけ）

娘が使っていた部屋が今後、お抹茶ＢＯＹの部屋になるので、家中を片付けている。
子供の頃のものなど、あれこれ出てくる。

娘がまだ剣士でない頃、（小学校の時？） におりがみで作り始めて、
おりがみより大きいサイズは、お抹茶が小学生になってから作り続けて、
ある時見つからなくなって、ずいぶん探していてのだが…………マトリョーシカになってる箱、発掘♪

二人で、良く作ったなあ、と、言い合っていた。