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リアクション芸は武器だ

当事者としてのパワーハラスメントセクシャルハラスメントに反撃したり、
他人が加害者、被害者になっている時に止めに入ったりするのはとても難しいと思う。
なので、その場で使えるリアクションパターン(芸といってもいい)を、勝手にストレージしている。

面白いのがあったので、メモ。

その場に不適切な結婚話題を出した挙句、女性の身体的特徴をあげつらい、やめろと反撃されても
 「昔はこのくらいのこと言っても当たり前で、問題なかったんだ」 と開き直る老人は結構いる。

この時、時代が違うとかなんとか言っても、本人反省しないし、昔は良かった、で終わってしまう。
だからその場の当事者であってもなくても、
.  「時代ですけどねえ、信号無視して事故って、「昔はここに信号はなかったんだ!」 って、
.    嘆く人はいますね。 でも、信号無視で事故じゃ、100ゼロで負けですよね」




類似パターンがいくつかあるが、
この間のローカルルールの話にも通じるが、
要は、それぞれが勝手に決めている、時間や空間の限定範囲をちょいとずらしてやればいいのだ。


子育てや教育方針にちょっかいを出す人には
「昔はそうだったんですね~、うらやましいなあ。いい時代だったんですね
今はそういうことはできないんだよ、の意味だが、
すべてにこのパターンで返す小学生がいたら、「いやいやそうじゃない」っていうツッコミ役の先生と組んで芸人だ。

「へえええ、そういう地域もあるんですね、面白いなあ。私の国では……」
ここは違うんだよ、の意味である。
「私の星では~」 となるとSF芸か。←なにそれ


なお、子育ての話をしていた義理父に、まったく素の状態で、
マダガスカルかどっかの鳥の子育ての話をしてしまったことがある。 
義理父は私を咎めて、「こういうふうに育てろ」 と言ったつもりだったらしいのだが、
私は 「世界には面白い子育てがある」 と言う雑談にしか聞いていなかったためだ。
反撃としてやったつもりはないが、反撃だとすると行き過ぎである。
空間どころか、種まで超えてしまった ホモサピエンスと、新生代第四期くらいには限定しよう。
.                             ………カンブリアの子育てにはちょっと興味もあるが。



交通ルールにすり替えるのも、屁理屈だけれど便利だ。

酔って絡んで無礼講だという人も多いのだが、
飲酒運転の事故が、素面の事故よりもペナルティが高いように、
酔った状態でのハラスメントは罪が重い……と、主張することも可能かと思う。

酔った人は歯止めが効かなくなると思ったら、もう何されるか、怖くて怖くてえええ

加害者が「酔って覚えてない」発言でもしようものなら、もう、勝ったも同然である
覚えている被害者の発言の信ぴょう性が、ぐ~~っと上がるのである。



何度か書いているがすり替えパターンはまだある。
女が頭角を表すと、社長のお気に入りだから、とか、教授の愛人だから、と聞こえよがしに言われることがある。
愛人関係など事実無根であることを前提とするが、

「あまり教授の悪口を言わない方がいいと思いますよ、どこでだれが聞いてるかわかんないから」

と、上の人の悪口を言ったことにすり替えてしまうと、
そういうつもりではないっ と、身の危険を感じて(?)それ以降はやめてくれることが多い。



ハラスメントへの対処は、教育に似ている、とも思う。
叱る教育、叱らない教育、ってやつだ。
叱って(強く反撃して)その場でやめさせても、加害者が理解していなければ再発する。
叱られなければいい、見つからなければいい、となる子供と同じである。
だから、元を絶つには
「やってはいけない (or やったらえらい目に合うんだよ、自分が嫌な思いをするんだよ)」
と教育する必要がある。
しては拙いこと、と、理解&納得してもらうのだ。

.           だからと言って、叱らないといつまでもわからないし、やめもしないから、叱らない教育はダメだよ。
.           ハラスメントを叱りも教育もしないて、いきなり訴えられて失脚なんてのは、組織にとっても個人にとっても悲劇だよ。

まあ、子供のための通常の教育と違うのは、
教える側に相手のためを思う優しい気持ちがない事かな。