わさわさわさっと秘密の花園 & わさわさっと一口つまみ
職場はそれぞれの目的に合わせた実験棟が、敷地の中に点々としている、という構造で、
それらの間に、季節の花々がうっそうとした森を作って、秘密の花園状態になっている。
実際には、ただの田舎のブッシュで蜘蛛の巣だらけなのだが、写真に写すと美しい。
研究環境がよさそうに思われるのは、それであの程度(の成果)か、と言われそうで納得がいかない。
写真写りがいいだけなんだよ、虫だらけで大変なんだよ ←花園って実際にはそうだよね。
クリーンルームにトカゲが入ってきたことあるんだよ ←なぜそんなことに……
アジサイも、植込みと言うよりは、いろんな種類が勝手に生えている状態で、
ノーマルなアジサイに、白いアジサイ、青いのもあったし、がくアジサイもたくさん………
それでも霧雨でも降っていれば情緒的なのだろうが、さっきは土砂降りだった。
帰宅すると10時近かったので、夕食と言うよりも夜食だ。
一度食べているはずのお抹茶BOYが何か物足りなさそうにしているので、
& 何もなかったので、冷凍パックの米を温めて、生ハムの小さなお寿司を作る。
これも、見栄え(写真に撮った感じ)はいいんだけどね……
酢飯の元で作った酢飯に、生ハム、チューブ入りのおろし生姜で、すぐにできる。
下は、見ればわかる舞台裏。
一つずつが小さいので、市販の生ハムを半分に切って使ったから、そんなこんなで限りなく安上がりだ。
それでも、夜中におなかのすくお抹茶BOYは、今日も7個ほど食べました。
お抹茶BOYは、マッチを擦ることができるようになったそうで(理科の実験でやったそうです)、
マッチ箱の横で擦って、ろうそくをつけてくれました。
「危ないから一人でやっちゃダメだよ」
「ひとりの時は、絶対やらないよ~」
「でも、できるようになってよかったね。マッチしかない時もあるし」
「うん、無人島に漂流した時とかね」
「…………」
無人島以外で、マッチをするシチュエーションを考えられないのも、
文明に毒されていると言っていいのかも。