君も疲れているのか？

夜の方がノイズが少ないから、美しいデータを取るために夜中の実験をする、というのは、
研究所や大学で物理・化学系の仕事をしている人間にとってはそんなに珍しい事ではないのだが、
最近はコンプライアンスが厳しくなり、深夜労働や過剰労働が制限されている。

夜中に実験するために、理由書など山ほど書類を書かなければならず、そのせいでなお忙しくなる、
という悪循環を、どーしたらいいのだ？


さて、講演用の原稿を書いていた。
日本語で書いていた。
ふと読み直したら、

禁止　離婚　歪み　ストレス　という言葉が躍っていた。
　

ん？　社会問題？　？？？　なにそれ？　何の話？　
変なコピペでも混ざったのか（←そんな記事読んでないはず）
ひな型に紛れ込んでいたのか（←誰がそんなひな型作ったんだよ）　と、一瞬慌てたのだが、

前後をよく読んで、解読したら、

金  シリコンの熱ストレスによる歪み発生だった………
　　　　　　*金（金属)とシリコンで熱膨張率が違うから、片側だけ伸びて、反りかえちゃうって言う話ね。
　　　　　　*バイメタル温度計（膨張率の大きい金属と小さい金属の貼り合わせ）なんていうのも、あります。

そんな誤変換をするような子（PC）に育てた覚えはないよっ




週末働きすぎたので、明日は振り替え休日にしなさい、と指導されたのだが、
ええええと、それなら在宅勤務にしちゃいけませんか？
職場にアクセスもするなと言われると、仕事にならんのですよ。　　←いや、仕事するなって言われるんだろ
仕事でなくて、自己研鑽って名目にすればいいですか？
それでもまた、いっぱい理由書を書くんですか？

変にブラックな大学や研究室もあるし、横暴な上司もいるから、
不本意な過剰労働をさせないよう、いろいろ取り決めておくのは大切だと思うけど……思うけどォォ
誰かこの矛盾をどうにかしてくれ