(広島) 3.5時間観光
フライトが午後の便なので、広島観光をすることにする。
まずは朝食もとらずに、ひろしま世界遺産航路でまずは宮島へ向かう。
JRでアクセスするよりも、少々高いのだが、ホテルから船着場がすぐだったことと、
その先の観光予定に都合がよさそうなのでこちらを選んだ。
ガイドブックの指示通り、8:30発始発の15分前に受付に行ったが、雨が降っているので客は少ない。
ヨーロッパ人っぽい10名くらいのツアーが一組いるだけだ。
往復料金で¥3,600ー
宮島まで、ちょうど45分で到着。
厳島神社だけ見れればいいと思って、約1時間後の10時20分の帰り便を予約し、予約カードをもらう。
宮島桟橋の一番遠い端っこだが、厳島神社まで徒歩12分というし……観光時間は十分ありそうだ。
表参道商店街を進む。杓子も広島の特産で、これが世界一の大杓子だそうだ。
「……ほぼワンフロアサイズ……世界一ってほかの国で作ってるのかな?」
10分くらいで大鳥居に一番近い半島に到着。
修学旅行と思われる学生たちが、クラスごとの記念写真を撮っている。
はじめ、そんなに大きくも見えなかったのだが、引き潮で近くに人がいっているのを見たら、
何のためにここまで大きくしたんだよ、と、思うくらい大きい。
リバプール大聖堂を見た時に、人間が使う巨大な教会ではなく、
巨人が作った(彼らの)普通サイズの教会みたいな不思議な違和感を覚えたが、
この大鳥居もそんな異世界っぽい感じだ。
ああ、そう考えると、さっきの杓子も巨人サイズなのか?
修学旅行生が、鹿にちょっかいを出している。 鹿はいたるところにいる。奈良の鹿よりもおとなしい。
厳島神社に到着。
まだとても空いている厳島神社の回廊を通る。
この廊下(木の部分)は、水に浮くようになっているのだそうだ。
そうしないと、建物全体が浮いて壊れてしまうから。
海辺なだけあって、雨でも居心地は悪くない。足場はしっかりしていて水溜りもなく、すべりもしない。
水を制御することに慣れているのかも。
太鼓橋っぽい『反橋』があったり、シックな茅葺の『能舞台』があったり……
厳島神社の参拝料は¥300だったかな。 神社の参拝料はどこも高くないけれど、。
天気が良かったら、もっと長居したくなるに違いない。
厳島神社を出たら、雨が強くなってきた。
雨宿りついでに、昨日お好み焼き屋さんで食べられなかった焼き牡蠣をいただく。
お店の中で食事もできるし、外でテイクアウトで食べてもいい、という 『とりい』、さんというお店。
「写真撮らせてもらっていいですか?」 と聞いたら、どうぞどうぞとポーズをつけてくれたのに、
その分、表情が硬くなってしまった
一皿二個入っていて、¥400。片方を酢醤油で、片方を塩のままいただく。美味♪
時間もう少しありそうだったので、焼き牡蠣のお店のすぐ横の階段の上って、
豊国神社(千畳閣)と五重塔に行く。五重塔はともかく、千畳閣が美しい。
そっけないけれど、厳島神社よりももっと好きかもしれない。
残り時間(といっても10分少々)を、ここで過ごそうと決める。でも、千畳閣への昇殿料は¥100だ。
お土産のもみじ饅頭と、合格祈願の杓子を購入して、船に乗る。
もみじ饅頭ひとつは、船の中のおやつ♪ ええ、まだ右手に包帯してます。
11時前には元の船着場に戻る。橋を渡れば平和記念公園だ。
改装中の広島平和記念資料館に入る。
ここは絶対に見るべきだ、と、いろんな人に言われていた。入館料、まさかの¥50―
写真は平和記念資料館から死没者慰霊碑と原爆ドーム。
戦争の博物館は世界各国にある。人々の苦しみの痕跡や、遺品が展示されている。
その中で、平和記念資料館は、原子力爆弾という特殊な武器が持つ特異性が強く心を打つ。
圧倒的な破壊力、残っている焼け焦げた服。溶けた瓦と、溶けたガラス――
亡くなった子供の服が小さい、130か140サイズくらい。当時の中学生はこんなに小柄だったのか。
こんな小さい子まで、亡くなったのか――
そしてこの世代まで学徒動員などで借り出されていたのか――
原子力を兵器に用いてはいけない。
私たちは科学者だから、「意地でも平和利用してやる」、という気になる。
小学校のころから、遠足などで見学していると、そういう考えかたが身につくのだ、と、
お好み焼きを食べながら、昨日、広島出身の先生に聞いた言葉が、納得できる。
バスセンターに行く道すがら、『原爆ドーム』の横を通る。動くものがある、と思ったら、鷺(?)が止まっていた。
原爆の熱波で、人間だけでなく、この辺りにいたすべての生き物が死んだのだろうな、と、思う。
広島は路面電車が走っている。
ちょうど都電と同じくらいの車両だが、一部を除き車とはと区切られている都電よりも、
もっと自動車と入り乱れて走る。
(実は楽しみにしていたのに、昨日乗ったときは駅に向かうラッシュ時間で、混みまくっていた)
空港行きのリムジンバスの時間に少しあったので、
広島バスセンターの入っているビル(そごう)の上の階で食事をすることにする。
なるべく空いているお店、と思って探した、『サロン卵と私』
ふわっふわのスフレがとてもおいしい。
関東にもないかな、と思って探したら、錦糸町にある。
これはぜひ行かなくては。
*空いていたのは、並びの店に比べて少し高いからかもしれない。
*スフレonリゾットとコーヒーで¥1,380。 錦糸町ならまったく問題ない。
ホテルから宮島に出発してから、バス停に戻るまでおよそ3時間半。
出張途中の駆け回り観光としては、十分楽しめたと思います。
まずは朝食もとらずに、ひろしま世界遺産航路でまずは宮島へ向かう。
JRでアクセスするよりも、少々高いのだが、ホテルから船着場がすぐだったことと、
その先の観光予定に都合がよさそうなのでこちらを選んだ。
ガイドブックの指示通り、8:30発始発の15分前に受付に行ったが、雨が降っているので客は少ない。
ヨーロッパ人っぽい10名くらいのツアーが一組いるだけだ。
往復料金で¥3,600ー
宮島まで、ちょうど45分で到着。
厳島神社だけ見れればいいと思って、約1時間後の10時20分の帰り便を予約し、予約カードをもらう。
宮島桟橋の一番遠い端っこだが、厳島神社まで徒歩12分というし……観光時間は十分ありそうだ。
表参道商店街を進む。杓子も広島の特産で、これが世界一の大杓子だそうだ。
「……ほぼワンフロアサイズ……世界一ってほかの国で作ってるのかな?」
10分くらいで大鳥居に一番近い半島に到着。
修学旅行と思われる学生たちが、クラスごとの記念写真を撮っている。
はじめ、そんなに大きくも見えなかったのだが、引き潮で近くに人がいっているのを見たら、
何のためにここまで大きくしたんだよ、と、思うくらい大きい。
リバプール大聖堂を見た時に、人間が使う巨大な教会ではなく、
巨人が作った(彼らの)普通サイズの教会みたいな不思議な違和感を覚えたが、
この大鳥居もそんな異世界っぽい感じだ。
ああ、そう考えると、さっきの杓子も巨人サイズなのか?
修学旅行生が、鹿にちょっかいを出している。 鹿はいたるところにいる。奈良の鹿よりもおとなしい。
厳島神社に到着。
まだとても空いている厳島神社の回廊を通る。
この廊下(木の部分)は、水に浮くようになっているのだそうだ。
そうしないと、建物全体が浮いて壊れてしまうから。
海辺なだけあって、雨でも居心地は悪くない。足場はしっかりしていて水溜りもなく、すべりもしない。
水を制御することに慣れているのかも。
太鼓橋っぽい『反橋』があったり、シックな茅葺の『能舞台』があったり……
とにかくきれいだ。紅葉の山にかかると、雨雲までも神秘的だ。
天気が良かったら、もっと長居したくなるに違いない。
厳島神社を出たら、雨が強くなってきた。
雨宿りついでに、昨日お好み焼き屋さんで食べられなかった焼き牡蠣をいただく。
お店の中で食事もできるし、外でテイクアウトで食べてもいい、という 『とりい』、さんというお店。
「写真撮らせてもらっていいですか?」 と聞いたら、どうぞどうぞとポーズをつけてくれたのに、
その分、表情が硬くなってしまった
一皿二個入っていて、¥400。片方を酢醤油で、片方を塩のままいただく。美味♪
時間もう少しありそうだったので、焼き牡蠣のお店のすぐ横の階段の上って、
豊国神社(千畳閣)と五重塔に行く。五重塔はともかく、千畳閣が美しい。
そっけないけれど、厳島神社よりももっと好きかもしれない。
残り時間(といっても10分少々)を、ここで過ごそうと決める。でも、千畳閣への昇殿料は¥100だ。
お土産のもみじ饅頭と、合格祈願の杓子を購入して、船に乗る。
もみじ饅頭ひとつは、船の中のおやつ♪ ええ、まだ右手に包帯してます。
11時前には元の船着場に戻る。橋を渡れば平和記念公園だ。
ここは絶対に見るべきだ、と、いろんな人に言われていた。入館料、まさかの¥50―
写真は平和記念資料館から死没者慰霊碑と原爆ドーム。
戦争の博物館は世界各国にある。人々の苦しみの痕跡や、遺品が展示されている。
その中で、平和記念資料館は、原子力爆弾という特殊な武器が持つ特異性が強く心を打つ。
圧倒的な破壊力、残っている焼け焦げた服。溶けた瓦と、溶けたガラス――
亡くなった子供の服が小さい、130か140サイズくらい。当時の中学生はこんなに小柄だったのか。
こんな小さい子まで、亡くなったのか――
そしてこの世代まで学徒動員などで借り出されていたのか――
原子力を兵器に用いてはいけない。
私たちは科学者だから、「意地でも平和利用してやる」、という気になる。
小学校のころから、遠足などで見学していると、そういう考えかたが身につくのだ、と、
お好み焼きを食べながら、昨日、広島出身の先生に聞いた言葉が、納得できる。
バスセンターに行く道すがら、『原爆ドーム』の横を通る。動くものがある、と思ったら、鷺(?)が止まっていた。
原爆の熱波で、人間だけでなく、この辺りにいたすべての生き物が死んだのだろうな、と、思う。
広島は路面電車が走っている。
ちょうど都電と同じくらいの車両だが、一部を除き車とはと区切られている都電よりも、
もっと自動車と入り乱れて走る。
(実は楽しみにしていたのに、昨日乗ったときは駅に向かうラッシュ時間で、混みまくっていた)
空港行きのリムジンバスの時間に少しあったので、
広島バスセンターの入っているビル(そごう)の上の階で食事をすることにする。
なるべく空いているお店、と思って探した、『サロン卵と私』
ふわっふわのスフレがとてもおいしい。
関東にもないかな、と思って探したら、錦糸町にある。
これはぜひ行かなくては。
*空いていたのは、並びの店に比べて少し高いからかもしれない。
*スフレonリゾットとコーヒーで¥1,380。 錦糸町ならまったく問題ない。
ホテルから宮島に出発してから、バス停に戻るまでおよそ3時間半。
出張途中の駆け回り観光としては、十分楽しめたと思います。