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よしっ


特許を申請すると同時に、

プレス発表も行くぞっ



一昨日の夜中に、特許の請求項はほとんど書き込んだ。
昨日、伊藤先生のご葬儀(お通夜)で半日つぶれてしまったのは痛かったが、
お通夜の席では将来とてもためになりそうなお話を聞くことができた。
それに、どうにか担当部署に特許書類を押し込むこともできた。


伊藤厚子先生の弟さんは、某大手企業(超大手企業ともいう)の会長さんだ。
独身を通した伊藤先生の、喪主を勤めてらした。

大学院生の就職が難しかった頃、
伊藤先生の研究室に行けば、最後の手段として、その大手企業で拾ってもらえる、
そういう安心感があったから、大学院に進学できた、その結果、今、大学教授にもなれている、
と、話してくれた方がいた。



「背水の陣で臨む」、という言い回しがある。
確かに、退路を断つことで集中力が増して、いい結果をもたらすこともあるだろう。
死にそうなときに、「それまでの人生が走馬灯のように頭の中を駆け巡る」 というのは、
とんでもないピンチにあったとき、脳が奪回案を探して暴走し、記憶をひっくり返すのが原因だという。

だが、進学や、将来設計はむしろ危機管理に似た考え方で、
もしもの時のことを考えこそすれ、安全柵(←あえてこの字)がなければ、挑戦しない場合が多い。
運動部で最終コーナーを曲がったときは 「あとがないっ」 という瞬発力もいいかもしれないが、
研究などの頭脳労働は、冷静に落ち着いていたほうが、良い考えが浮かぶ。
背水の陣で、軽率なデータ捏造などに走られてはたまらない。
走馬灯だって、交通事故で車がスピンしているときに、幼少期のとんぼ捕りを思い出して何になる。

                                        ♪ う~さ~ぎ~追いし かの山~♪

学問を目指す人は、そして彼らの脳は、安心していたほうが活躍する。

私もかかわりのある企業は何社かあるし、学生の推薦書を書くことはできるが、
伊藤先生が持ってらしたような強力なコネはない。
だから、
少しでも学生たちのプラスになるよう、新聞発表でも何でもやってやるさ。


                       。o O *1


*1:人間の写真載らないかもしれないけど、ダイエットしておこう