花粉が来るっ

昨日、今日と研究所外部での仕事である。
花粉の季節は、いっそクリーンルーム(埃などを入れない特別仕様の実験室)に篭っていたいのだが、
外部の仕事が多いのもこの季節の特徴で、そうもいかない。

目が痒い、皮膚が痒い、喉が痛い。
これまではあまりなかったが、鼻もむず痒いというか、くしゅくしゅする。

スギ花粉のせいではなかったはずだ。いや杉も追加されちゃったのかな。

何年か前、結構な研究費がついて、花粉症対策の研究がされていた気がするが、
農水省系の資金で、花粉形状など杉の品種改良をしていたのだったか、
アレルギー性鼻炎と捕らえて、厚労省系の研究で、人間の鼻粘膜側で対応するんだったか。

花粉性の皮膚炎などが出てきたところを見ると、
鼻炎ばかりではダメそうだから、対象研究範囲を広げる必要があるのか。
そもそも杉以外の花粉でもアレルギー症状を起こす人が増えているのだから、
研究する植物の範囲を、杉以外まで広げるのか。

たぶん、こういうのでどこまで範囲を広げるか、っているのが、
危機対策における、危険の見積もりと同じような判断が必要になるんだろうな。

「皮膚炎は想定外です」　　「桜花粉は想定外です」　なんてこと、言ってそう



今日は東のほうに行ってきます★