いただきもの&大学制度とかいろいろ
関西弁のお姫様、ゆっち先生からデコポンをたくさんいただきました。
甘くて美味しい
ありがとうございます。
でも、デコポンはお抹茶BOY宛てだったので、食べるのには彼の許可が必要です。
奴はゆっち先生ファンなので、なかなか許可を出しません。
私が客員登録をしている大学は、剣士娘が通う大学の近くにある。
昨日は講義のついでに会ってきた。
パン屋さんの上のカフェテリアで食事をする。
駅からすぐであることと、とにかくパンの種類が多くて楽しくて、
以前から通りかかるとついつい購入している店だったが、
金沢八景の駅周りの再開発で、場所を移動し、パンの種類が減り厳選され、二階はカフェテリアになった。
少し割高な気がしないでもないが、パンを購入して二階で飲み物と一緒に食べるというパターンもあるので、
急いでいるときなどなかなか便利だ。
で、バイトをしていて、それなりに収入があるはずのだが、
「おごりたいんだけどね、今お財布に300円くらいしかないんだ」
おいっ、話が違うぞ。
大学院生たちの週一のコマを受け持っているときはともかく、
研究所職員である我々が、学部の集中講義やゲスト講義を受け持つのは、
職場で行っている最先端研究を、大学の学生に知って貰うためだ。
学部で学んでいる基礎的な学問が、世の中の産業や研究開発のどこにつながるかを説明する。
最先端は毎年少しずつ進んでこそ最先端なので、毎年、講義準備に手間をかける。
私がいつも騒いでいたのを知っている娘は、
先輩のノートを見せて貰えばFラン大学は講義に出る必要はない、と自分の大学を卑下するのだが、
その辺は講義の目的や、文系教科と理系教科の違いなんじゃないかと思う。
とはいえ、教授にもいろいろいるのは確かだ。
彼女は暇さえあれば放送大学の講義を聴いていて、
「こういう先生はいい大学にしかいないのかな」、と、嘆いていたが、
「そういう傾向はあるね」、と、言わざるを得ない。
頭が良くて物分りが良いはずの学生が、分かりやすく役に立つ講義を聴けて、
それほど物分りが良くない学生は、分かりにくい自分勝手な講義のために学費を払う。
なんだか矛盾している気がするが、まあ、そういうもんなんだろう。
放送大学のような、システムがあるのだから、学べる場所で学んでくれ。
なお、ネットや一部の就職情報誌には、
研究所や企業、他大学で職を持っている人、あるいはそれらをリタイアした人が、
客員ポジションや非常勤ポジションを取ってしまうのはけしからん、
という意見があるようだ。実力よりもコネ重視でけしからん、という主張のようだ。
高学歴者の就職先が少ないのを反映してのことだと思うが、
企業研究室や研究所で仕事をしているからこそ、大学で教えられることもあると思う。
大学教員は学生指導に時間がかかるため、変化のゆっくりな基礎研究をするには適しているが、
大学が先端研究のコマを入れたければ、学生指導にかかわらない外部研究者に頼むしかない。
だから、本務で最先端研究に触れていない(まだ就職していない)人は、
それらのポジションを得ることはできない。
放送大学の講師にしても、有名どころの大学に職を持っていたり、あるいはリタイアした人ばかりだ。
教え方のうまさと、経験がものを言うのだと思う。
これも、すでに職を持っている人、持っていた人だけが取れるポジションだと思う。
ポスドクでも良いから、最先端研究に触れるポジションを見つけて、
その上で、先端研究をうまく言葉にできたら、
客員や非常勤講師として大学で教えたり、
サイエンスライターとして雑誌のサイエンス記事を担当するのも、可能になるんじゃないだろうか。
と……身近なPhD学生(←自己アピールがうまい)を見ていて思う。
娘は大学の学部にいるうちに、留学をしたいそうだ。
これも普段から私の話を聞いているからか、語学留学という選択肢はないようだ。
留学で何をしたいのか、日本でできなくて海外で学べることは何か(←海外での自活なんていう目的は論外)、
彼女なりにいろいろ考えているように思う。
成績の良し悪しじゃないんだなあ、とも思う。(←隠れ受験生だったせいもあるが娘は成績が悪い)
行きやすい国、ということで、DAADやフンボルトの留学制度を紹介する。
その前に、やりたいことがあるなら、転部や編入も進めてみる。
選択肢が多いのは、若者の良いところだ。
剣道推薦の学生ばかりで、体育会系の大学の部活動を辞め、別の道場に通う彼女は、
部活動時の先輩方に合うのが心苦しいらしい。(←よく話し合ってやめたので気まずいわけではない)
週5で3時間、週末は一日中練習をしていた当時の、
「ショートカットでシュッとした体系のころと、
総髪で太目の浪人(長屋住まい)みたいな現在とでは、
同一人物には見えないから、先輩たちには見つからないと思う」
と話したら、不本意だったようだ。
少しはお洒落もしなさいね。
甘くて美味しい
ありがとうございます。
でも、デコポンはお抹茶BOY宛てだったので、食べるのには彼の許可が必要です。
奴はゆっち先生ファンなので、なかなか許可を出しません。
私が客員登録をしている大学は、剣士娘が通う大学の近くにある。
昨日は講義のついでに会ってきた。
パン屋さんの上のカフェテリアで食事をする。
駅からすぐであることと、とにかくパンの種類が多くて楽しくて、
以前から通りかかるとついつい購入している店だったが、
金沢八景の駅周りの再開発で、場所を移動し、パンの種類が
少し割高な気がしないでもないが、パンを購入して二階で飲み物と一緒に食べるというパターンもあるので、
急いでいるときなどなかなか便利だ。
で、バイトをしていて、それなりに収入があるはずのだが、
「おごりたいんだけどね、今お財布に300円くらいしかないんだ」
おいっ、話が違うぞ。
大学院生たちの週一のコマを受け持っているときはともかく、
研究所職員である我々が、学部の集中講義やゲスト講義を受け持つのは、
職場で行っている最先端研究を、大学の学生に知って貰うためだ。
学部で学んでいる基礎的な学問が、世の中の産業や研究開発のどこにつながるかを説明する。
最先端は毎年少しずつ進んでこそ最先端なので、毎年、講義準備に手間をかける。
私がいつも騒いでいたのを知っている娘は、
先輩のノートを見せて貰えばFラン大学は講義に出る必要はない、と自分の大学を卑下するのだが、
その辺は講義の目的や、文系教科と理系教科の違いなんじゃないかと思う。
とはいえ、教授にもいろいろいるのは確かだ。
彼女は暇さえあれば放送大学の講義を聴いていて、
「こういう先生はいい大学にしかいないのかな」、と、嘆いていたが、
「そういう傾向はあるね」、と、言わざるを得ない。
頭が良くて物分りが良いはずの学生が、分かりやすく役に立つ講義を聴けて、
それほど物分りが良くない学生は、分かりにくい自分勝手な講義のために学費を払う。
なんだか矛盾している気がするが、まあ、そういうもんなんだろう。
放送大学のような、システムがあるのだから、学べる場所で学んでくれ。
なお、ネットや一部の就職情報誌には、
研究所や企業、他大学で職を持っている人、あるいはそれらをリタイアした人が、
客員ポジションや非常勤ポジションを取ってしまうのはけしからん、
という意見があるようだ。実力よりもコネ重視でけしからん、という主張のようだ。
高学歴者の就職先が少ないのを反映してのことだと思うが、
企業研究室や研究所で仕事をしているからこそ、大学で教えられることもあると思う。
大学教員は学生指導に時間がかかるため、変化のゆっくりな基礎研究をするには適しているが、
大学が先端研究のコマを入れたければ、学生指導にかかわらない外部研究者に頼むしかない。
だから、本務で最先端研究に触れていない(まだ就職していない)人は、
それらのポジションを得ることはできない。
放送大学の講師にしても、有名どころの大学に職を持っていたり、あるいはリタイアした人ばかりだ。
教え方のうまさと、経験がものを言うのだと思う。
これも、すでに職を持っている人、持っていた人だけが取れるポジションだと思う。
ポスドクでも良いから、最先端研究に触れるポジションを見つけて、
その上で、先端研究をうまく言葉にできたら、
客員や非常勤講師として大学で教えたり、
サイエンスライターとして雑誌のサイエンス記事を担当するのも、可能になるんじゃないだろうか。
と……身近なPhD学生(←自己アピールがうまい)を見ていて思う。
娘は大学の学部にいるうちに、留学をしたいそうだ。
これも普段から私の話を聞いているからか、語学留学という選択肢はないようだ。
留学で何をしたいのか、日本でできなくて海外で学べることは何か(←海外での自活なんていう目的は論外)、
彼女なりにいろいろ考えているように思う。
成績の良し悪しじゃないんだなあ、とも思う。(←隠れ受験生だったせいもあるが娘は成績が悪い)
行きやすい国、ということで、DAADやフンボルトの留学制度を紹介する。
その前に、やりたいことがあるなら、転部や編入も進めてみる。
選択肢が多いのは、若者の良いところだ。
剣道推薦の学生ばかりで、体育会系の大学の部活動を辞め、別の道場に通う彼女は、
部活動時の先輩方に合うのが心苦しいらしい。(←よく話し合ってやめたので気まずいわけではない)
週5で3時間、週末は一日中練習をしていた当時の、
「ショートカットでシュッとした体系のころと、
総髪で太目の浪人(長屋住まい)みたいな現在とでは、
同一人物には見えないから、先輩たちには見つからないと思う」
と話したら、不本意だったようだ。
少しはお洒落もしなさいね。