ギョーカイの人々

私が高校生くらいのとき、叔父の一人が民放のディレクターをしていて、
その息子である従兄弟は、売れないタレントだった―――はずだ。
映画に出ているのを見たことがあるけど、薬物関係で捕まったてた。
今は何をしているか知らない。

夫の従兄弟に当たる人は、某国営放送に勤めていて、
何をやっているのだろう、前は四国にいたはずなのに、気がついたら仙台に住んでた。
単身赴任が多いみたいで、なかなか大変そうだ。

国営放送のほうは、単なる勤め人にしか見えないが、
ディレクターの叔父や、従兄弟は独特のファッションと雰囲気を持っていたし、
たまに、仕事で会うテレビやラジオ関係の人たちも、なんとなく、特定の雰囲気がある。
普段打ち合わせに来るのは一人か二人だから、
ああ、この人、ギョウカイのヒトなんだな、と、思うだけだ、が。



昨日、打ち合わせだった。
職場の広報担当経由で申し込みがあったから、
いつもの人かな、と、小さい会議室を押さえておいた。


ふたを開けたら、総勢10人 　　　な、何しにきたんだ。


それが、みんな、なんというか、派手というのではないけど、
ファッションセンスといい、話し方といい、
何だろ、もうね、部屋の雰囲気がマスコミになってしまう。
敬語使ってるのにタメ口の雰囲気というか、知識がないのを誇るというか、
もっとも、会社の広報室メンバーも業界からスカウトされてきた人だから、
もともとの水が合ってるみたいで、う～ん、ペースがつかめない。


これにかかわっちゃうと、しばらく大変かなあ。





仕事ずれこんで帰宅が遅くなってしまったので、今日も麺類になる。
中華麵を茹で、茗荷とハム（本当は茹で鶏がいい）を乗せ―――
出来上がったのは、変わり冷やし中華だ。
（もっと違うものをイメージしたのだが）

あ、そうだ。　日本の一般社会人は、

ＰＶ＝ｎＲＴ　

も覚えてないのかね？


温度が上がれば体積が増える、
体積を縮めれば、圧力が上がる。

そういうのって、直感でわからんか？