ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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どっちが悪い(笑)


いろんな親御さんが居る。
小学校にも、中学校にも、高校にも大学にも、モンスターペアレントと呼ばれる人が居る。
学校のランクや親の収入に依らないことは、かなり前から言われていた。

学校の先生方が人格者とは限らないけれど、
大学の先生よりは小中学校の先生のほうが、普通の人が多いんじゃないかと思う。
でもって、大学の先生は専門家としてとても面白かったり、一点豪華主義の天才だったりするので、
多少ズレていても、性格が破綻していても、仲良くしていたりする。

これは、そんな先生と、モンスターな親御さんのお話。
アスペル教授 vs モンスターペアレント、とでも。


学生の成績が悪かったから、先生は単位を出さなかった。
そうしたら、親が連絡してきて、面談したい、と言ったそうだ。
普段から、子供の様子を見るために大学を訪れる熱心な親御さんで、
                                      。o O ((その時点で警戒しておけよ))
相談を持ちかけられるのも初めてではないそうだが、あまり話が通じるタイプの人ではないそうだ。 
                                      。o O ((ちゃんの論理展開も普通の人にはわかりにくい))

 「「うちの子は、やれば出来るんです」って言うからさ、「私もそう思います」って、 
    結構、真剣に励ましたつもりだったんだけど、どんどん機嫌悪くなっちゃったんだよね」

                                      。o O ((何を言ったんだ、何を))

 「学部の講義内容は、勉強さえすれば誰でも出来るんだから、
    お子さんだってやれば出来るんじゃないかと思います。
    実際にやってみないとわかりませんが、あきらめないで勉強するように伝えてください」
                                   
                            。o O ((えええと。馬鹿にしているように聞こえる、と、思う))

本気でわかってなさそうだったから、
親は、「自分の子が他の子よりも優秀で、
     他の子はやっても出来ないけど、自分の子ならやれば出来る。
     今はやってなくて及第点を取れてないけど、(やれば出来るから)単位をください」
って言いたかったんだと思う、と、伝えてあげた。
でも、あんたは、
  「誰だって出来るから、平均以下のお子さんにだって出来ると思う、あきらめないで」
って、励ましたんだから、そりゃあ怒るよね、と、教えた。

 「ええ? だって、出来る奴なら、勉強してなくたって出来るぜ?

                            。o O ((そ、それを言っちゃあ………))
                             親は論外だけど、ちゃんが無実だとは思わないぞ、私は。




 「盲目な親が多いからさ、煽てて煽てて、煽てまくって、それでも駄目でしたって形しないとまずいよ」

 「特に煽てる要素のある子じゃないんだ」   。o O ((だから、そういうことを口に出すな))

 「単位出さないと訴えられたりするぞ」

 「でも前に、このままじゃ単位出せないから学校に出て来いって言った助教が、パワハラで減給されてた」

 「裁判沙汰になると、時間とられて、他の学生に指導できなくなるんだよな。 参るよな~」


研究所は楽でいいね、という流れになりそうだったので、フェードアウトしてきた。
研究所は研究所で、黙って帰国しちゃう子がいたり、独り静かに自殺未遂してるのがいたり、
宗教的に変なのも居る。
ぼやけるんだったら、私だってぼやきたい。

介護中のブロ友さんが 「自分の快不快以外には全く関心がない。それが認知症」 と書いてらしたが、
「生まれてこの方、認知症」みたいな学生も居たりする。
アスペルガーというべきなのかもしれないが。
アスペルガーでも最高学府で何年かに一人の逸材、というくらい優秀ならいいが、そこまではいかない。
すると、困ったことになる。 単位を渡しても、就職が出来ない。
うん、だからいろいろ―――大学のスタッフは困っているんだよ。


実のところちゃんにだって、その傾向がないわけではないのだが、
彼は数年に一人という程度に逸材で、ついでに、なんでも口に出す割に悪意を感じさせない。
相手が普通の人であれば、とてもとても低姿勢に見える。

だから、「俺は(頭も才能も)普通の人」と豪語するセンセが、ちゃんをフォローするんだと思う。
モンスターペアレント関連は、センセの得意分野だ。 

ちゃんはなんだかんだで我々みんなに好かれているのだ。

 「学生側にカンフルを打ちたかったら、1,2ヶ月、研究所に送り込んでください。
   8割くらいの確率で、“やる気スイッチ”をぶっ叩いて返します」
 
出来る範囲で手伝いたい、と、思う。 
そのくらいには、私もちゃんを助けたいのだ。


件の学生を助けてくれる仲間は居ないのかな。
助かる道はいろいろあると思うので、自分に都合の良いものを探し当ててほしいなあ。