ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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娘の下宿に行ってきた

<お仕事、その1>
官僚さんたちというか、政府のお役人さんたちには、独特の雰囲気がある、と、思う。
世間一般という名目でマスコミ関係からインプリントされたものとは、ちょっと違う。
法や言葉の解釈の仕方や、従い方、こだわり方が、一般社会とは異なり、言い回しも違う。
また、その独特の雰囲気の中でも、科学系官庁の官僚さんたちは何種かに分類でき、

 ①大学の学部で法律や経済を学んだあとに国Ⅰ試験を受けた正統派、
 ②理科系の大学院で専門を習得したあと、就職先として公務員を選んだから変わり種、
 ③大学理系学部のスタッフで何か思うところあって、あるいは出向のまま居着いたり拉致されたりした人、

という3つの出身・経歴の違いで区別することができる。
彼らの前で、予算を獲得するためにプレゼンをし、あるいは、獲得した予算の使用状況を説明する。

 ①の官僚さんたちには最先端であるよりもわかりやすく説明することが必要で、
 ②は………玉石混交だから不明 (古い知識をひけらかす人も、最先端がわかる基礎知識がある人もいる)
 ③には、自分のオリジナリティや難しい部分まで説明するので、学会発表っぽくはあるものの、一番大変。

それぞれの取り扱いの難しさを大げさに言うなら、
ある人たちは、自分の知らないことを話されると不機嫌になり、
ある人たちは、知ったかぶりをして解釈して、それが間違っていようものなら怒りにかわり、
ある人たちは、自分の知らない新しい情報がないと、相手を馬鹿にする。
そして、それが混在している―――――

ただ、どちらかというと私は、お役人に対するプレゼンは得意なほうらしい(得意だと思われているらしい)。
だから、役人向けシンポジウムでトップバッターにされた。
今回は平均年齢が低い、フレッシュさを基準に予算を配分した、と聞いていたから、
それに合わせて、新人っぽい、「成果はまだそんなにないけど、意欲にあふれてます」、
というプレゼンテーションをめざした。
         (同じ内容でも、こんなに成果が出てます、というストーリーにすることもできなくはない)

それなりに好評で、いろんな省庁の方たちや、他大学の学長さんクラスとたくさん名刺交換をした。


<お仕事、その2>
シンポジウムの翌日のことだ。
某学会の役員会のあと、そのままのメンバーで暑気払いの飲み会があった。
新しく役員になった方と乾杯したところ、 「……昨日お会いしてますよね」 的な―――
③の人だったみたいで、大学にも籍があって、そっちがメインだそうだ。
昨日は思いっきり若手風のプレゼンをしていたから、
若くして学会役員に抜擢されるほど成果を挙げていたのか、
若く見えてるだけで、実は年食ってるのか、と、いろいろ悩んでいたようだけど、
 「女に年齢を聞くのは……」 と、笑ってごまかしてみた。 
                              狸にしか見えないな。

はい、役員の女性割合を上げたいのに、適齢の女の人がいないから、私まで声がかかっただけです。
でも学会の主みたいな顔してたから、昨日の新人さんっぽいプレゼンがまるまる無意味になった。
まあ、予算はもらうこと決まっちゃってるんで、いいんだけど。


の下宿に行ってみた>
暑気払いの後、そのまま娘の下宿に忘れ物(剣道着)を届けにいった。
レポートを手伝ってくれと泣きつかれて、そのまま泊まることにする。
何冊かの本をまとめて、自分の考えも書くんだそうだが―――理系の私にやらせていいのか?
しかも、講義でもらったっていうプリントは、この上なく読みにくいし。
は講義の内容は聞いていたらしく、わかりにくいところを聞けば、それなりに答える。
話を聞いて、書籍を斜め読みして、webで評論などを探して、適当に2000文字ほどでっち上げる。

 「ママの書き方だねえ、なつかしい」
    「何が?」 
      と思ったが、そういえば教科書を作ったときに、彼女にさんざん下読みや校正を頼んだんだった。
 「短文で、理系で、英語っぽい文章で、骨格っぽい」

ん~ わかるようなわかんないような表現だが、そうかね?
私は、担当教授が書いたテキストは、主語がどれで何を言いたいんだか、貴女との会話以上にわからないし、
わざと持って回った言い回しをしている風で、すごくイライラするけどね。
 「うん、放送大学の先生たちと比べると、大したこと書いてないのにわかりにくい」 ←そこと比べちゃ駄目

彼女の部屋はきれいに掃除してあって、昼間は洗濯したり布団を干したりしていたので、
実家ではハムスターの巣みたいな部屋だったのに、独りになればちゃんとするもんだなあ、と、少し感心した。
で……生まれてすぐの頃に使っていた布団カバーを見つけて、爆笑。
持ってきてたのか……

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ベランダに干すのに、ロフトベッドから投げ落としたところ。

赤ちゃんの使うハーフサイズくらいの布団で、真ん中に熊さんが刺繍してある。
彼女の次に、弟も使ったので処分しようとしたら、
「捨てたくない」、と彼女が自分の部屋(当時のハムスター部屋)に持ち帰ったのはおぼろげに覚えている。

ちゃんと干して、夏がけとして使っているようだ。  
いい年をして、ライナスブランケットなのかも。


<生パスタの店>
翌日(日曜日)の夕方までかかって、4教科分書き上げたので(試験の持込にできるらしい)、
東京に帰ることにして、食事に出た。
脳内和風総本家な剣士娘は、畳に惹かれて怪しい店を選ぶ。

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鎌倉パスタ 祇園 ヨドバシ横浜店  
鎌倉(神奈川)、祇園(京都)、淀橋(大阪)、横浜(神奈川)……でもって、イタリアン。 なんという店名

味は、サラダと生パスタがものすごくおいしかったです。

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山葵ドレッシングで、生マッシュルームと蒸し鶏のサラダ。

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バーニャカウダも生パスタも、ひとまずどれも美味だった。難をいえば、少し周りがうるさかったことかも。
(レストランの集まったフロアで、店の壁が上半分はないような形なので、外の音が入ってくる)

サラダおいしかったなあ。あまり高くなかったし。


<お仕事、その3>
あけて本日、月曜日。
実は金曜日から、そんなに体調良くなかったんだよね…… 頭痛い。
でも、はずせない用事があって出勤したので、少し悪化したかも。