自転車の行方
地震のあった2011年の夏だから、お抹茶BOYは小学校2年生のときだ。
購入した新しい自転車は、クラスで一番小さかった彼には、やっと足がつくくらいの感じだった。
(当時は洗濯籠に入るのが好きな、ちっちゃい子だった(今も小さいけど))
ずっとお気に入りだったが、この春、中学生になったので、さすがに新しい自転車を購入した。
でも、玄関に入れていた小さな自転車は、日に焼けても痛んでもいなかったので、
無料で差し上げます。
と、写真を撮って貰い手を探していた。
彼と同じクラスだった子の、年下の兄弟のクラスメイトなのか、
知り合いの知り合いみたいな伝で、貰い手が決まった。
は、ほっとしたようだ。
誰に似たのか、彼はものをとても大事にする。
そういえば、剣士娘も、物持ちがいい子だったな。
親は物に執着しないほうなのに、いったいどうしてなんだろう?
お礼にゼリー、いただいきました。
たぶん、自転車を大事に使ってた息子のものだよな。
おいしかったです ご馳走様。