ちょっと毒入り
暑い……
仕事の報告書類を書いていて、A4で2枚にまとめたところで目が覚めた。
ううう、夢? 学生時代のレポートの夢なんかじゃなく、
今現在やらなきゃならない持ち帰り書類だったのに、実はやってなかった、ってか?
は毎日遊びまわって、昨日も2回目の『シン・ゴジラ』を観に行ったようだが、
そろそろ夏休みの宿題の残量を考えるべきだと思うんだけどなあ。
植物は暑さは感じないのだろうか? 水さえあればOKな様子で、うらやましい。
さて、このオシロイバナは家のすぐそばの路肩で育っているのだけれど、
何年か前の夏休み、ここでぐったりしちゃったお子さんを見つけたことがある。
一緒にいた子供たちが、その子のお母さんを呼んできた様子で、
他にも近所の人が出てきたので、ちょっとした人だかりになった。
熱中症を起こしているのか、お母さんが飲ませようとした水も吐きだしてしまったので、
すぐ近くの病院(救急対応をしているので開いている)に連れて行くように伝えた。(←ちょっと仕事モード)
病院に入っていく子供達&母親を見送りながら、
同世代くらいの女性 と、「大丈夫かしら」と話していたら、
「最近の子供は大げさなんだよ」、と、突然、悪態をつき始めた老人がいた。
「あんたらも……」 と、八つ当たり風に我々に説教を始める。
さっさと別れてしまえばよかったのだが、
「大げさも何も朦朧としてたでしょう? 体温も上がっちゃってたし……」(←仕事モードの分析)
「そんなのあたしらのころは寝ときゃ直ったんだよっ」
「だから死んでしまう子供がいて、寿命が短かったのではないですか?」(←仕事モード反撃)
「!!!」
。oO *1
「子供や老人は熱中症で亡くなることもあります。無理をすると
回りに迷惑をかける結果になりますよ」 (←仕事モード風ディベート術)
「そ、そうょね………」
。oO *2
葛飾は古くから住んでいる人たちも多く、地元の高齢者は多い。
時代に適合できず、ストレスをためている老人も多い。
新鮮なものなら大丈夫だと孫に不適合物を食べさせ、アレルギー症状を起こさせる祖母、
花粉症だからやめてくれ、と家族が頼み込んでも、日中、布団を干してしまう老親。
怪しい健康食品を、大量に押し付けてくる高齢の叔父、叔母………
トラブルは山ほど聞く。で、老人たちはトラブルを反省せずに「昔は良かった」と、なる。
花粉症やアレルギーを持つ人が増えたのも、悪徳健康食品も、彼らは時代のせいだという。
そのストレスのぶつけ先が、子供やその母親層であることが多いんだよね。
剣士娘の言葉じゃないけれど、身長180センチの格闘家だったら、
電車の中で痴漢に会うことも、謂れのないいちゃもんを付けられることもないに違いない。
(いや、格闘家は格闘家で、繁華街で勝負を挑まれたりするのかもしれないけど)
また、事実だけに目を向けるならば、30~40年位前はスモッグだの水質汚染だの、
今よりも空気も水も汚れていたはずで、「昔は良かった」と言うのはあたらないと思うのだ。
ついでに言うと、50年前にで医療機関や輸送手段がなくて手遅れになった人は今よりずっと多いだろうし、
水害やがけ崩れで命を落とした人も、今より多かったんじゃないかと思うんだけどもね。
知識満載で性格も丸くて、小学校の役員や子供達のシッターをしてくれていたお婆様方と、
ことあるごとに他人や今の時代を罵り、間違ったことを押し付けてくる老人とが混在する。
違いは何なんだろうな。
「お暑いですねえ」
打ち水をしに、オシロイバナの奥のお宅の人が出てくる。
お抹茶が盛んに心臓発作を起こしていた頃、気にかけてくれていた人だ。
ニコニコしているけど、てきぱきと物事を仕切るのがうまい人だから、
熱中症の子が倒れたときも、この人がいればうまく収めてくれたのかもしれない。
古くから地元の方だそうで、昔のこと、ご近所のことを良く知っている。
昔、大変だったこと苦労したことを話すとともに、今の環境を肯定する。
を見てくれていたシッターさんともいつの間にか知り合いになっていて、
祖父母が近くに住んでいなくても、マッチングを自治体が助ける良いことだ、と、話していた。
口に出したことはないけれど、私はこの人を尊敬している。
マッチングと言えば、シッターさんのお孫さんは、別の町に住み、保育園に通っている、はずだ。
そういえば、あの時悪態をついていたおばあさん、今年は見かけていないな。
つくづく、休みでもなければ地元の人たちと話す機会がないんだな、私は。
息子の小学校で知り合ったお母様に、自由研究ネタの偏光板を差し上げたら、
お礼にハンドメイドのケーキをいただいてしまった。
朝、焼いてくださったようで、いただいたときは暖かくて、とてもいいにおいがしてた。
自宅には、まだ、シルバニアファミリーだのプラレールだの、
貰い手が見つからないおもちゃもたくさんあるので、引き取っていただけると助かるのだが―――
ご馳走様でした♪
(次はちゃんと、気を使わないでください、って言っておこう)
ううう、夢? 学生時代のレポートの夢なんかじゃなく、
今現在やらなきゃならない持ち帰り書類だったのに、実はやってなかった、ってか?
は毎日遊びまわって、昨日も2回目の『シン・ゴジラ』を観に行ったようだが、
そろそろ夏休みの宿題の残量を考えるべきだと思うんだけどなあ。
さて、このオシロイバナは家のすぐそばの路肩で育っているのだけれど、
何年か前の夏休み、ここでぐったりしちゃったお子さんを見つけたことがある。
一緒にいた子供たちが、その子のお母さんを呼んできた様子で、
他にも近所の人が出てきたので、ちょっとした人だかりになった。
熱中症を起こしているのか、お母さんが飲ませようとした水も吐きだしてしまったので、
すぐ近くの病院(救急対応をしているので開いている)に連れて行くように伝えた。(←ちょっと仕事モード)
病院に入っていく子供達&母親を見送りながら、
同世代くらいの女性 と、「大丈夫かしら」と話していたら、
「最近の子供は大げさなんだよ」、と、突然、悪態をつき始めた老人がいた。
「あんたらも……」 と、八つ当たり風に我々に説教を始める。
さっさと別れてしまえばよかったのだが、
「大げさも何も朦朧としてたでしょう? 体温も上がっちゃってたし……」(←仕事モードの分析)
「そんなのあたしらのころは寝ときゃ直ったんだよっ」
「だから死んでしまう子供がいて、寿命が短かったのではないですか?」(←仕事モード反撃)
「!!!」
。oO *1
「子供や老人は熱中症で亡くなることもあります。無理をすると
回りに迷惑をかける結果になりますよ」 (←仕事モード風ディベート術)
「そ、そうょね………」
。oO *2
葛飾は古くから住んでいる人たちも多く、地元の高齢者は多い。
時代に適合できず、ストレスをためている老人も多い。
新鮮なものなら大丈夫だと孫に不適合物を食べさせ、アレルギー症状を起こさせる祖母、
花粉症だからやめてくれ、と家族が頼み込んでも、日中、布団を干してしまう老親。
怪しい健康食品を、大量に押し付けてくる高齢の叔父、叔母………
トラブルは山ほど聞く。で、老人たちはトラブルを反省せずに「昔は良かった」と、なる。
花粉症やアレルギーを持つ人が増えたのも、悪徳健康食品も、彼らは時代のせいだという。
そのストレスのぶつけ先が、子供やその母親層であることが多いんだよね。
剣士娘の言葉じゃないけれど、身長180センチの格闘家だったら、
電車の中で痴漢に会うことも、謂れのないいちゃもんを付けられることもないに違いない。
(いや、格闘家は格闘家で、繁華街で勝負を挑まれたりするのかもしれないけど)
また、事実だけに目を向けるならば、30~40年位前はスモッグだの水質汚染だの、
今よりも空気も水も汚れていたはずで、「昔は良かった」と言うのはあたらないと思うのだ。
ついでに言うと、50年前にで医療機関や輸送手段がなくて手遅れになった人は今よりずっと多いだろうし、
水害やがけ崩れで命を落とした人も、今より多かったんじゃないかと思うんだけどもね。
知識満載で性格も丸くて、小学校の役員や子供達のシッターをしてくれていたお婆様方と、
ことあるごとに他人や今の時代を罵り、間違ったことを押し付けてくる老人とが混在する。
違いは何なんだろうな。
「お暑いですねえ」
打ち水をしに、オシロイバナの奥のお宅の人が出てくる。
お抹茶が盛んに心臓発作を起こしていた頃、気にかけてくれていた人だ。
ニコニコしているけど、てきぱきと物事を仕切るのがうまい人だから、
熱中症の子が倒れたときも、この人がいればうまく収めてくれたのかもしれない。
古くから地元の方だそうで、昔のこと、ご近所のことを良く知っている。
昔、大変だったこと苦労したことを話すとともに、今の環境を肯定する。
を見てくれていたシッターさんともいつの間にか知り合いになっていて、
祖父母が近くに住んでいなくても、マッチングを自治体が助ける良いことだ、と、話していた。
口に出したことはないけれど、私はこの人を尊敬している。
マッチングと言えば、シッターさんのお孫さんは、別の町に住み、保育園に通っている、はずだ。
そういえば、あの時悪態をついていたおばあさん、今年は見かけていないな。
つくづく、休みでもなければ地元の人たちと話す機会がないんだな、私は。
息子の小学校で知り合ったお母様に、自由研究ネタの偏光板を差し上げたら、
お礼にハンドメイドのケーキをいただいてしまった。
朝、焼いてくださったようで、いただいたときは暖かくて、とてもいいにおいがしてた。
自宅には、まだ、シルバニアファミリーだのプラレールだの、
貰い手が見つからないおもちゃもたくさんあるので、引き取っていただけると助かるのだが―――
ご馳走様でした♪
(次はちゃんと、気を使わないでください、って言っておこう)