ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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(札幌)寒いなあ

北海道出張である。

娘がついてくる、という。彼女はおばあちゃん大好きだから、義母もいっしょだ。
まあ、仕事中は相手はできないが、面倒を見なければならない年でもない。

幸い、台風は去ったようで、飛行機の窓から、遠く富士山が見える。

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スカイツリーもいる。

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これは、ディズニーランドではないかっ 私だけではとても気づかなかったと思うが。

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空港で同じ会議に出る大学教授と会う。
懐かしかったので話をしているうちに、なんだかいろいろ頼まれた気がする。
いいですよ、今、うちの研究室は学生いないから。



北海道の海の色は、なんとも深い。冷たそうだなあ、と、思う。

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北海道大学。紅葉には少し早いようだ。
昨日の最高気温が一桁だったと効いて、ビビる。 

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北海道大学は、さすが寒いだけあって、低温の研究をしている研究室がある。
雪の結晶を研究していた研究室なのだが、

「なぜ、雪だるまは雪だるまになるのか?」、という質問をいただく。

海岸の砂は、乾いていればさらさらと手からぼれ落ちてしまう。
砂団子や、砂山を作るには、水気が必要だ。

では、雪はなぜかたまるのだろう? 水でできているといったって、
ゼロ度以下の温度では、水は水ではなく、氷だ。
水蒸気も存在しにくいので、空気さえも乾く。
乾いた氷なら、乾いた砂のように、さらさらと落ちてしまうのではないのか?

そんなイントロで、氷の表面には、薄い水の膜があり…… という話になる。
氷の中で水分子が規則正しく固定しているのに対し、
表面には(ゼロ度以下でも)液体のように動ける状態がある、ということだ。

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それにしてもいい天気だなあ。


さて、もうお一人、低温の研究をしている先生のお話を聞いた。
不凍たんぱく質の構造、のお話。

魚は体の中に不凍たんぱく質を持っていて、だからゼロと以下でもカチンと固まらないし、
水分があっても凍りにならずに、動き回ることができる。
キュウリのにおいがするワカサギ(Pond Smelt)というのがいるそうで、
某企業と一緒に、そいつの不凍タンパクの抽出と合成を行ったのだそうだ。
なんに使うかというと、零度以下に冷やしても、水分が凍らずに、
ぷるるんと食べられるゼリーやらお菓子やら----確かに儲かりそうな研究ネタだなあ。
この辺の記事に詳しいようです。面白い。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO004347/20140603-OYTAT50016.html

面白いけど、魚がたくさん出てきて、ぴ~ となってました。


打ち上げは、大学のすぐそばの海鮮食堂『海 KAI 』

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なかなかおいしかったです。

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……娘は小樽にオルゴールを見に行ったようです
でもって、お魚大好きな娘は、こんな風なミニ海鮮丼と焼きホタテを食べていたようです。

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小樽の 『ヤン衆北の漁場』 すごくおいしかったそうです。


今回滞在したは、ベストウェスタンホテルフィーノ札幌
北大に出張するには近くて安価でいいけど、
実際に反して、評判が良すぎる気がするなあ。値段相応、というところです。


明日は函館です。