ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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金葫蘆双花工芸茶 ―― ジャスミンティってことらしい

銀座の銀座アスターで食事会の予定だったので、
晴れていれば和服を着ていこうかと思っていたのに、あいにくの雨。
桜の咲いたころに、という会食予定だったから、代わりに小さな花束を購入して出かけた。

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金葫蘆双花茶工芸茶(ジャスミンティ):何度でもお湯を足してくれるので、案外コストパフォーマンスがいい。

研究者の集まりとはいえ、医者が多いとなんとなく選ぶお店も老舗になる気がする。
職場の仕事としてバイオ系の人と付き合うのは、(規約・規定が多くあって)めんどくさいが、
それらの中で活躍している人たちと自由な会話をするのは、めったに得がたいチャンスでもあるので、
いつも声をかけていただけることに感謝する。  多少気を使うにしても、だ。


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4種類来たメイン料理の一つ 「真鯛の強火蒸し翡翠ソース」 他は「北京ダック」とか「珊瑚仕立ての海鮮スープ」とか

中華料理は、名店でもあまり器に気を使っていないように思っていたのだが (北京でいただいた宮廷料理は別)、
こちらのお店はいつも器や盛り付けも含めてとても美しい、と、思う。 
本日の料理は翡翠尽くしになっていたみたいだ。

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翡翠色のスープ麺 とってもあっさりしていて美味だった。取り分けてもらえるのもうれしい。

今日は参加者の医者割合が高く、我々物性屋との特許出願システムの違いを、考えさせられた。
普段米国にいらっしゃる先生が、国としての特許戦略を考えないと日本は貧乏になるばかりだ、と嘆いてらした。

半導体研究ベースの私は、研究で面白い結果が出たら【特許】⇒【論文】⇒【プレス発表】のラインができていて、
その面では、医療形の研究者よりも、恵まれているのかな。
共同研究などの倫理規定も (病院に比べりゃ) 楽だし。
私の研究所は、私立大学と比べてもはるかに楽なので、比較にもならないが。


料理名をチェックするのにお店を検索したら、いただいたのは李花というランチメニューのようだ。
えええ、と。 そんなに会費払ってない 
花束はお渡ししたけど、それでも差額がカバーできない。

   * いつも先生(病院の院長先生)におごっていただいているのだよな、我々は。
   * 領域横断の学会員同士ではあったのだが、エネルギーギャップと紫外線遮蔽の論文を書いたときに、
    紫外線が皮膚に与える影響の情報をいただいて以来、親しくさせていただいている。




和服を着て行こうかなどと思っていたのは、
先週、紋入れ(第2弾)を頼んでいた着物(単衣)が戻ってきて、部屋が和服づいていたからだ。
普段は小紋ばかりなので、結婚式などのパーティ(元学生の披露宴に呼ばれている)となるといきなり悩んで、
ただでさえ少ない袋帯とのあわせなどにワタワタする。 
まあ、楽しくもあるのだが。

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一月くらい前に衝動買いした袋帯を使いたいのは山々だが、
どう考えても単衣の着物に締めるには重いので、帯揚げを調整すれば夏でも使える帯を引っ張り出す。

抹茶系の着物ならば左下の黄色~金色系の帯でいいかと思っていたのだが、
纏ってみたら結婚式には色味が少しさびしいので、赤紫っぽい着物にしようと思いなおした。
そうなると帯も変わってくる。

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他にも引っ張り出せば出てきそうだが、どれにしようかな♪
着物に重ねてみないと、やっぱりわからんねえ……


さて、一週間後のことである。

この真ん中の帯。 派手で美しく、風合いこそ正絹なのだが、実は化繊含み。
この後ちょっと着物を羽織ってあわせたのだが、やたらに締めにくい。
二重太鼓など、もう、どうしていいやら。


 作り帯にしちゃお 

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この写真、「ぎゃああ」 と思う方がいらっしゃるのではないかと思うが、
私が躊躇なく鋏を入れられるのは、デザイナーだった婆ちゃんの血かもしれない。

古いアンティークの帯を傷つけないように大切に扱うのと、
こうやって鋏を振るうのと、自分の中でどう折り合いをつけているのか、
実は自分でもわからなかったりする。