ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

とてもとても安価なスーツ

宝石は何代も使う。母親から貰ったり、祖母から貰ったり。
和服もそう。
高価なものを購入しても、娘も着ると思えばそれほど贅沢な気もしない。

その一方で、私にとってスーツは消耗品だ。
海外出張の際に、小さく畳んでスーツケースに押し込んだり、そのまま実験室に入ったり。
ちょっとでもシミをつけると、すぐに廃棄してしまうので、高価なものは購入しない。
皺になりやすいものも、重いものも購入しない。

バブルで就活のころは白やオレンジ色、コバルトブルーのスーツも着こなしたが、
最近、世の中のスーツは地味になっていて、ほぼ紺かグレイ、黒ばかりだ。
研究者は根が目立ちたがりなので、変わったスーツや着こなしも多いのだが、
その気になったときに世間に擬態するには、世間と同系色が良いし、いろいろ考えなくていいから楽だし
というわけで私のスーツもモノトーンが増えた。
お気に入りだったダナキャランが、フォーマルっぽい型を出さなくなったせいもある。


ハイネックの藤色のインナーにツイードのジャケット。
同色のスカートもあるが、黒のフレイアースカートを合わせることのほうが多い。
ナザレ(東京)かどこかで購入したノーブランドのもので、ボタンは付け替えた。 地味だったんだもん
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なお、私が小さいわけではなく、隣二人が大きい。国際会議のエクスカーション(米国)にて。


これも日本製の上下セットのスーツのジャケットだけ使用。
派手めのアクセサリーをつけて、胸の開いた黒の上下に羽織っているのだが、
そのまま会議に出られる固さがある。 (撮影されたのを知らないで議論中)
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これも両側がデカイだけで、私が小さいわけじゃない。

このジャケットは丈が短いので、フレイヤースカートやロングスカートにも合わせられる。
エクスカーションの古城を訪れた時は、二段切り替えのお遊びスカートで。
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そうか、これは今ある中で一番古いスーツなのだな。プライベートの写真も発見。
インナーの黒のスタンドカラーで胸に飾りをつけて、入学式のママ(おとなしめ)風に。
購入したばかりの8年前。 しかし剣道を始める直前の剣士、プクプクだ~。
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こちらは紺のサマースーツ(麻混でスカート2種&ジャケットで1万円くらい)の上に、パーカーを引っ掛けた状態。
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仙台の会議のあとのエクスカーションで松島のフェリーに乗った。
右の二人が教授(私とドイツ人)、中の3人がドイツ人と中国人の学生さんたち、
一番左が日本人の助教さん。……だから、周りがデカイんだって。



これはフランスの国際会議のときだと思う。イメージ 6(会議の撮影スタッフが撮影)

AMEXカードと提携してカタログを送ってくるので
頻繁に購入しているDoClasseという、40overのファッションブランドだ。
トラベル対応のジャージー素材のスーツなどあり、
色違いで何着も購入したお気に入りのシリーズだ。
難を言えば、このシリーズがすでになくなってしまったことか。

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もちろん安いのも魅力。
                           ジャケット、カットソー、パンツ、スカートで全部で 2~2.5 万円くらい。

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ほかにもスエード素材の乗馬服みたいに見えるアンサンブル(ドイツのどこかで購入)や、
絶妙なベージュでとんでもなくフェミニンなスーツ(松坂屋かどこかで購入)もあるのだが、
写真がない上、冬物としてしまいこんだばかりなので省略。
学会会場にカメラマンがうろついていないと、スーツ写真は残らないんだな。

と、web検索してみて見つけた(載せるなら連絡しろよ)  
某所の調印式の写真。
カラーとラペル(上襟と下襟)の色が切り替わっているのが、乗馬服っぽく見える理由か。
カラーはスウェードで、インナーのベスト(今着ていない)や肘あて、スカートも同じ布。
ラペルを含むジャケットがツイード地。 
とても暖かいので極寒冬物スーツだ。
             ** 胸の水色のラインは身分証のストラップで、アクセサリーではない。


安いと言えば、これが会議に着られる中で一番安い服だ。
娘の買い物に付き合ったときに、上野のABABで購入した2000円くらいのフェイクレイヤードブラウス。
襟元に小さなチャームが付いていて、そのまま着られるタイプだったのだが、
安っぽかったので(←実際安いだろ)すぐにはずして自前のスカーフやアクセサリーにしたら、
フォーマルに使える雰囲気になった。

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いくら丸めても皺にはならないし、安さを感じさせない便利な服だ。
腰が隠れる長さなので、DoClasseのパンツに合わせることが多い。

同じ時にもう一枚フェイクレイヤードを購入している、上のものと白黒が逆になっている(素材は別)。
ABABはとにかくサイズと種類が多く、値下げも大胆だ。
自分でリメイクすることを前提に形と布地を基準に選ぶと、良い買い物が出来る気がする。
なお、客層の半数は外国人なので、時々エキサイティングだ。
こっちは丈が短いので、スカートにも合わせられる。
モノトーンの服はアクセサリーで印象が変わりやすく、アレンジが楽しい。 これも2000円くらいだったかな。

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先週末の旅行に出る際、午前中の会議に着ていったので、そのまま姫路城を回る羽目になった。
まあ、この辺の服は、ワンシーズン持てば元はとった気がするし、それでいいかもしれない。

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                          ……娘も白黒だ。二人とも色味のある上着を持ってはいるのだが。


ところで、私の身長は160なのに、小さく見られることが多い。
学会写真を見ると、確かに小さく見えるのは、周りの男性研究者たちが大きいからなんだろうな。
何度か出てきているドイツ人が身長190センチ、かつての第1の部下も180を超えていた。
頭の上で会話するな、と、よく言ったなあ。

……私だって160センチあるんです、ええ。



って、うあああ、スーツのメーカーを検索したら、一瞬にして画面CMがスーツだらけになった。
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入学式や、卒業式でこういう人たち多かったなあ……
一つ一つの形は自分で持っていてもおかしくないけど、きっとアレンジでぜんぜん別物になるんだろうな。