ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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私も未熟なんだよ―――


浅草金斗雲なう。 ビールの泡だか蝋燭の炎だか、黄金の○○○なんだか。
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毒親、という言い方がある。 
娘を束縛して離さない母親、本人は良かれと思いつつ、子供の害になる行動を際限なく繰り返す母親
に対して用いられることが多い。


あれに乗るんじゃなかったっけ、間に合うのか?
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暴言になるかもしれないが、私の母は、猛毒に近い毒親かと思う。
致死量 3ppm なんていう息を吐いていそうだ。

おいおい、そんなことを言って、あなたは大学や大学院まで出してもらって、
何不自由なく育ててもらっているではないか、と、大バッシングされること請け合いだが、
大体そういうことを言うのは、自分の子育てが終わったジジババ世代か、
その少し手前で、子育ては終わり、あまり自分が非難される対象でない人、
その結果、何があっても子供世代ではなくは、親側の立場に立つ人たちである。

嫁姑ならば常に姑の立場に立って嫁を罵り、親子ならば常に「親には悪意はない」、
親のせいで子供が悲惨なことになっても、「子供のためを思う心をわかってあげなさい」、という人たちだ。
もう、ヤンキー系少年漫画の、
「正しい正しくないは関係ねえ、俺は友達(←ダチと読む)を助けるぜ」 ってノリである。
                                              と、ひとまずディフェンスしつつ  


よかった、さっきのは別の子だったようだ。 スペーシア、大好き♪
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自分の母親を、不幸な人なんだ、とは思う。

母はとても古い家系に生まれて、子供の頃から贅沢な暮らしをして、
でも、旧法の家督相続とやらで父親の愛人が産んだ男子にすべての財産を持っていかれてしまった。

異母弟は、正妻――つまり、私の祖母に育てられていたのに、
父親(つまり私の祖父)が亡くなった時に、愛人(故人)の弟が、彼を財産ごと連れ去ってしまった、らしい。
祖母に懐いていた彼は、半ば閉じ込められるような形で、祖母に会うことは許されなくなり、 
ようやく大人になってから、母や祖母に会いに来れるようになったそうだ。
(私が子供の頃は)祖母宅で会う親戚の一人と思っていたが、彼らの話は想像もできない昔の物語だった。


また、母は成人してからは意に染まない成金(←つまりは父の実家)と結婚をしているんだそうだ。
う~ん、確かに、父の実家の人たちとは、私も気質があわないけどさ。

たわごとのような母の自慢話は常に相手を不快にし、
かといって、その自慢の友人が褒められるとそれはそれで気に入らず、
今度はその友人の悪口を言い始める。
プライドが高すぎて、歪んじゃってるのかな、と思ったのは、母の親友の悪口を聞かされた時だったか。


駅ビルでお弁当代わりに購入した柿安の生春巻き。
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親の言うことを聞き流す癖がついたのは、たぶん中学の頃だ。

それでも、彼女は高学歴で贅沢で、美容にも服装にも沢山の金(彼女の実家からの援助)をかけていた。
某私大(親戚が理事をしていて、私の母校よりはるかに偏差が上)の法科を卒業し、
結婚するまでは国会議員の秘書をしていたけれど、
議員は叔父だったはずだから、彼女が言うほど大変な仕事じゃなかったんじゃないかな……

私は実母に会うほうが、国際会議で発表したり、義実家のイベントに行くよりもずっと緊張する。
化粧をしたりマニキュアをしたり、口うるさてくお洒落な彼女に文句を言われず、
しかも華美でない服装を選ぶのは、吐き気がするほど大変だ。

母は趣味はいい。
着物の趣味も絵画の趣味も、とてもいいと思う。
それに好みが私と似ている。 ←時間の流れとしては、私が彼女に似てるんだろうけど。

趣味の話だけをできる、無関係な友達だったらいいのにな、と、長らく思っていた。


これも柿安。中華弁当。700円くらいでリーズナブルだったけど、すべて塩辛い。
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手を骨折して、入院したという連絡が来たので、実母の見舞いに行った。

夫(私にとっては父親)とは離婚したそうで()、病院に「家族はいない」と言ったそうだ。
手術の前に連絡先を聞こうとしても、頑として教えず、
話題のたびに父と弟と弟の奥さんと、彼女のいとこたちの悪口を盛んに話すそうで、病院側はとても困っていた。
その病院を紹介してくれた、彼女のかかりつけ医経由で、いろんな連絡をしてくれたらしい。

また、内緒だといって、何度も看護婦に1万2万の金を渡すのにも、入院棟の看護婦たちが困っていた。
今日びそういう金を不用意に受け取ったら、病院から処罰される。
でも受け取らなければ母が怒るので、看護婦たちは困り果て、婦長さんがまとめてくれていた。


見舞いに行ったとき、相変わらず父や弟の悪口と、不愉快な自慢話ばかりしていたが、
(誰かの子供が就職したといえば、同業種のそこよりよい会社で働いている人の話をする、など)
看護婦たちは 「年配になるとそういう方、増えますから」 と、気にしないでいいと言ってくれた。


爪は目立たないマニキュアとデコレーション。
風呂上りでふやけているのを差し引いても、私も指先が年取ったなあ
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不幸な人だ、不幸な人なんだ、と、母との会話中の不愉快さを聞き流そうとする。
嫉妬で何を言いだすかわからないから、娘や息子の話も、仲の良い義母の話しもしない。


途中、母の友人が見舞いに来た。
 。oO *1

高校以来お会いしていなかったその方に、廊下に出て挨拶をする。
 「何年の付き合いだと思ってるのよ、大丈夫よ、あの人は悪意はないのよ」
と、闇雲に(?)私のほうが慰められた。
彼女らには、私には見えない、母の良いところが見えるのかな……



ゆっくり朝風呂に入って、ざくろのフェイスマスクと半身浴でストレス解消。
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実母が亡くなるまでに、もう少し彼女を理解できるといいんだけどな-----

*1:だからそこでまた私をネタに自慢話をするなよ