ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

ストレス解消には手を動かすのだ

研究所や大学の仕事が忙しくなると、料理を作ったり、お針子をしたりしたくなる。
ブロ友さんに指摘されるまで、自分では気づいていなかったのだが、
意識してみると、実際にそのパターンはあるな、と思う。

イメージ 1


お茶を習っていたときに使っていた単&綿紬の練習着は、イメージ 3
纏いやすくて動きやすくて、普段着物として活躍していたのだが、
袖が短く丸みを帯びた、いわゆる元禄袖のものだ。

和箪笥や桐箱をひっくり返してみたのだが、対応する襦袢がない。

茶道の動きに必要なのは、袱紗を収めておく襟の部分だけだから、
たぶん筒袖の半襦袢でも着てごまかしていたのだろう。

剣士娘が気に入りそうな色合いなので、
半襦袢に取り付ける袂を作ることにした。

……着物地が綿紬なんだから、襦袢も木綿でいいかな。

少し激しいかと思いつつ、娘が着るのならば、と、華やかピンクで薄手の生地を選び、
丸みを帯びた元禄の形に手縫いで縫い上げる。

イメージ 2

重ねてみて、振りが見える状態したらなかなかいい感じになった。


ついでに、気になっていた―――お気に入りだったが痛んできたので捨てようかと思っていたコートを修理する。
というのも、最近手に入れたショールに、とてもよく似合うのだ。捨てられなくなった。

イメージ 4

ショルダーバッグを引っ掛ける右側のポケット部分が、すれて切れそうになっているのを、補強する。
ただ、中途半端な色で共布はないし……

すその折り返しからとっちゃお。 ←捨てようと思っていたコートなので、大胆になってる。
折り返しを開いて、中を切って、再び纏り縫いで固定しておく。 
言わなきゃわかんないよね?

イメージ 5

修理箇所のほうは、白い軸糸を切ってしまうと強度が落ちそうだったので、裏からの補強はあきらめ、
あて布の中央部を縫い付けてから、端を毛羽立たせて、元の布目との一体感を出す。

……出せたかどうかはわからない―――

イメージ 6

服表にあって経年劣化した布と、内側の布の質感の差はいかんともしがたい。
アクセントのボタンなどを加えて、デザインとしてしまおうか―――今後の気分で変わりそうだ。


そういえば、前にもコートの補修をした。 
あのコートは今も健在だ。

安物スーツの使い捨て加減に比べ、気に入ったコートは、なかなか手放せないようだ。