ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

女がめんどくさいのか、年寄りがめんどくさいのか

つくば駅で、知人女性に出会った。
すでにリタイアされた、70歳くらいの方で、大学、研究所、企業と渡り歩いた著名な研究者だ。
ご結婚はなさならなかったと聞くが、多くの女性研究者の相談役なのは、
ご兄弟や親戚の子育てを手伝ったり、介護をなさったり、と、研究以外で苦労をしてらしたから、という話だ。
もちろん、ご自身の性格によるものも大きいと思う。

私はこの方の研究の鋭さと、心の温かさ、穏やかさを尊敬している。



少し前、この方と同じ世代の女性(以下さんとする)に喧嘩を売ってしまった。

ご高齢の女性研究者の中には、
研究者としての成果を出しているにもかかわらず社会的に認められず、
そのため被害者意識が強く、性格がゆがんでしまった方がいる。

さんはバイオ系で研究成果をあげた人だそうだが、
私とは専門が違うので、知ったことではない。

その婆さまが、打ち合わせの席で
「最近の研究者は、目上の者に対する態度がなっていない」と、
私の友人のさんを叱りつけていた。
婆さまが企画したセミナーの司会を、さんが国際会議を理由に断ったからだ。

さんは初めは恐縮して謝っていたし、フォローしようとしている人()もいたけど、
婆さま数人が「恩知らず」 「非常識」 「精神的におかしい」 などと、
目の前で罵り続けていたので、、俯いてしまった。

 。oO*1 「学会のボランティアより、大学の出張を優先し当然ではないんですか?」 

 「それでもね、目上の者に対する礼儀ってもんがね」 ネチネチネチネチ

 「目上って、先生は年は上ですけど、さんの方が背が高いので、
                 どっちが目上ってこともないんじゃないですか、あっはっはっは

 「ちょ・・・・ちょっと、何言い出すの」
 「私、専門違うんで、誰が偉いかわかんないんですよぉ。何ですかねえ、職位順かな
 「・・・・・・・・・・・・・・・・。oO*2」 

婆さまの最終職歴は助手だけど、さんは教授。 さんのほうが背も高い。体重も……まあ、重いか
年が上ってだけで、威張りくさってるんじゃねぇ。

婆さまたちは攻撃目標が増えて、一瞬騒ぎ出しかけたけど、
 「戦うよ」 と私が意思表明したとたん
「トラブルは避けたい」とか、「女同士仲良くしなければ駄目」とか言いだすんだよな。けっ

    「そうですよね~、先生は役職付でお忙しいのだから、他の(ヒマな)方が協力しないとねっ


さんとさんが追いかけてきて、「私のせいでごめんなさい」って言ってたけど、

 「元々私はさんに嫌われてるし、今後さんと親しくしたほうが得だって判断したからだし、
    婆さま達の中に私と専門が一致してる人や権威のある人がいたら、あんな態度はしませんよ」、

と、ちょっと嫌な奴ぶっておいた。 ←私も少し歪んでいる。



けいあゆさんが、ディスコミニュケーション(意思疎通不全を表す和製英語)について書いてらした。
おじいさんと少女の会話が成立せず、双方が不快そうなシーンに出くわしたそうだ。
お互いに、相手の言葉・主張が理解できず、突き詰めて理解につなげることもしなかった状況だ。

年齢とともに、思い込みが激しくなる人は少なくない。
それまでの経験で、(当事者比較で若いころよりも)見極めることが得意になっているのかもしれないが、
その分、世代が離れた人が増えていくのだから、誤解や間違いも増えるだろう。
どうしたって、ケアレスミスも増える。
もどかしい気持ちは理解するが、それを他人にぶつけないでほしいな、と思う。

誤解して他人を叱りつける>>指摘される>>はっと気づく>>気恥ずかしくて、ほかに怒るネタを探す、ゴネる。
このパターンが、どんなに多いことか。 (漫画は、4月の気まぐれコンセプト

イメージ 1



クレーマーもストーカーも、リタイア世代が多いよね。
いずれ自分も仕事をリタイアし、記憶力が落ち、判断力が落ちてくるのだと思う。
そんなときに、婆さま達みたいにはなりたくないなあ、と思う。

婆さまが、難癖ばかりつけているのは、その該当世代だからだろうか。
それとも、自分が満たされなかった腹いせに、威張り散らかしたいんだろうか。

威張ったところで、尊敬は得られないと思うんだけどなあ。


*1:気にいらねぇな

*2:言ってはならん事をぉぉ