ちょっとCM 『東筑波ユートピア』
■改装費用をかけて、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げたそうだ■
馴染みのお散歩犬となってからも、すでに10年以上なのだから、年も年だったけれど、
保育園の園長さんみたいに子供慣れしている、動物園の園長さんは、
はっきりしたことを言わなかった。
「他の柴犬と一緒のころに、貰われていっちゃったんじゃないかなあ」
その秘境レベルの古さや、閑散さで、秘境オタクたちにマニアックにレポートされたり、
テレビ番組 『志村どうぶつ園』 で何度となく取り上げられたり、
時々爆発的に混みあっては、また、一週間一人もお客が来ない~ というのを繰り返していた。
猫カフェのえだまめ君。 引き取ってくれる人待ち、みたいな事も聞いた。
年間、赤字金額は500万円ほど。
園長も高齢で、会話をするたび、「そろそろ廃園かなあ」 と、気弱なことを言っていた。
昨日のことだ。
つけっぱなしのテレビで、『志村どうぶつ園』 が始まって、
聞けば、このままでは廃園だから、
山頂あたり(昔、猿園になっていたあたり)を整地して、
動物たちを幸せにしたい!」
というクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げたそうだ。
動物の環境がよくない、園長のやる気が見えない、と、ネットにはアンチもいる。
でも、イノシシたちやウサギたちは、親にはぐれて死にそうになっていたり、
動物園スペースに昔から住んでいたもの、
あるいは捨て猫、捨て犬、ペットショップで売れなくて行き場のなくなっていた動物たち、と聞いている。
話すようになって間もないころ、園長は 「ライオンだけは買ってきたんだけどね」、と笑っていた。
一口1000円から。最高額10万円まで。
でも、寄付するつもりだ、と言っている。
人間にとっては古いし、清潔じゃないかもしれないけど、動物の楽園だから、と。
お抹茶は、ハナコ以外の犬たちとも仲が良かったから、行く気は満々だ。
もうちょっと近ければなあ。車がなくてもいけるところだったらなあ。
ツアーがあればいいのに。
この動物園、無くなってほしくない、と、思います。
お猿サイズだったお抹茶BOY