(滋賀・京都・大阪)よくわかんないけど
京都に出張なのだと思っていた。
県の名前を覚えるのは小学校の低学年で、そのチャンスを逸してしまうと、
日本は県によって法律が違うわけでもないから、それ以降に覚えるきっかけがないのかもしれない
―――と、地理音痴は弁解しておく。
これはどのあたりだろう、新幹線の窓からの風景だが、名古屋より先(京都寄り)のどこか。
こんな雲行きで富士山探しってレベルじゃない。電車も遅れるし。
目的地の野州の駅。回り、何もない……
さて、仕事はとても有意義な会議だったが、
内容はさくっとパスして、
食事に連れて行ってもらったレストランを備忘録&写真レポートする。
近江牛のお店だそうで、思わずメモを取りたくなる掘り出し物店(?)だった。
古民家はとても趣があり――なぜかエジプト風の直立猫がお出迎え。
「黒釜」というお店だ。
いや、猫……だよね、きっと。
ちなみに、カエルもいる。どういうコンセプトなんだ。
それでも、築100年以上の古民家は、うっそうとした緑の中で黒ベースのウッドデッキが美しい。
ほのかに墨のにおいがする。
名前の由来でもある、黒い釜。 ここで炊いたご飯が出てくる。
直火炊きにもほどがある。
ウェイティングのコーナーも、サンルームになっていて美しい。
料理もとても美しかったんだけど、特に珍しいものを。
近江牛のあぶり握り。
これはお尻の先(尻尾の付け根辺り?)の肉だそうだ。
**イチボという部位だそうです。霜降りでおいしい場所らしい**
そして近江牛のステーキ。 こんなに食べやすい脂身は初めてだと思う。
今まで食べた牛肉の中で、一番おいしいかも。
ものすごくおいしかったです。駅から歩いていけるようだし、近場にきたら再訪したいお店です。
仕事のはずだけど、やっぱ出張は食べ物だよねっ