男の子パーティ
例年クリスマスタイミングにパーティをしているのだが、
今年は剣士娘のバイトが休めないのと、レギュラーメンバーに高校・大学受験生がいるので3月にシフトした。
かといって、暮れに何もないのもつまらない。
メンバーは、 男の子ばかりというのは、初めてもバージョンだ。
ついでに、ハムスターも男の子で、アカミミガメたちは、みどりんときみどりんが女の子、こみどりんが男の子だ。
中3男子に料理が趣味の子がいて、前日に自らローストビーフを焼いてきてくれた。
焼き加減の絶妙さや、これも自作したというソースに感激する。
以下彼の通称はシェフとする。
顔は☆にしているが、鶏肉を切っているのがシェフ。もう、手つきが違う。
ちなみに、この写真にいない抹茶坊主は、手前でパスタの種を捏ねている。
シェフはこの鶏肉が気に入って、自分でも作りたいと、作り方を聞いた上で少し持ち帰った。
料理にかける情熱が違うんですけど……
塩を刷り込んで、野菜と一緒にフライパンで蒸し焼きにした後、
粒マスタードをこれでもかというほど塗りたくって、オーブンで焦がすだけの代物だが、
テーブルに運んでくれ、と頼んで、上の写真をとっているうちに、あっという間に減っていた。
普通にケーキも作ったけど、オードブル風に並べたのは、
ブロ友さんのところで見かけたのをパクらせてもらったロールケーキアレンジ。これも一瞬で喪失。
例によって、作って食べるパーティなので、パスタ打ちをしてもらう。
シェフだけでなく、交互にみんなで麺を伸ばして、カットして。
さすがにカットは毎年やっている抹茶坊主が上手いのだが、
麺延ばしが気に入って、一手に、しかもとても丁寧にやってくれたパスタマスターもいた。
パスタマスターは種を同じ厚みに平らに伸ばすのだが、ほかの子はそうでもない。
一方、抹茶坊主は下手にカット慣れして、同じ幅に切るので、結果、断面積にかなりの差が出る……
茹で時間、どうすればいいんだ?
でも、まあ、手打ちパスタ完成品。左がトマトベースのミートソース、右はチーズクリーム。
ついでに、パイ皮も伸ばしてもらう。
シェフがこれにも興味を持って、オーブンの中でパイ皮が膨らむのを観察していた。
中身はかぼちゃスープだ。
しかし、それぞれの趣味も好みも(クラブも)違うのに仲がいい、というのはある意味すごいと思う。
学生で、、、いろんな子が同じクラスにいるうちでなければ、こういう関係は難しいんではないだろうか。
また、男の子たちは食べるスピードが速くて、あっという間に大量に食べたと思うと満腹で動けなくなり、
2時間くらいして、またわ~っと勢いよく食べる、みたいな食べ方をする。
満腹にならない程度に、だらだらと長時間喋りながら食べ続ける女の子たちと対照的だ。
最終的に使った食材の量を見てみると、
男の子たちの方がたくさん食べている様子なのに、
ハイエナな乙女たちにかなわなかったというのが、結構な衝撃だったりした。
8時過ぎまで騒いで、各おうちに帰っていきました。
来年もおいで♪ 特にシェフ。