おしゃれなカフェに行ってきた
就職も内定している剣士が、留年の危機だ、と騒いでいる。
は私と同様、単位取得は試験の一発評価が潔い、と思っているようだ。
だからペーパーテストやレポートは高得点だったはずなのに、「何故?」 と思ったが、
就活で4年次の出席が危うかったのに加えて、内定先の企業が決まってからも、
研修だのなんだのと連続で拘束され、出席点が足りなくて単位をもらえないかもしれない、と。
「そんなの、教授との交渉次第じゃん?」
とは思ったのだが、確かに意地っ張りで自分の考えに凝り固まった教授というのはいるもので。
「企業の拘束で出席できない学生が大勢いるのに、4年生相手に出席点重視の教授がどうかしていると思う。1年2年で週の講義がスカスカなのに、何故4年でそんなことになるんだ」 「教務に連絡して、わざとらしく前向きに“留年回避のためには、内定先からどんな書類をもらえば良いか?” を問い合わせて、その時の質問事項をもみ消されないように、文書でメモ作って。「一応まとめてきたので置いていきますね」的に、最後に目の前で自分の名前と日付を手書きして渡しして、可能なら上に窓口事務職員の名前を○○様、って記入して。他の学生が同じ理由ですでに留年させられちゃってたり、「無理です」って回答されちゃってると、「主張は正しいけど、公正さの観点であなたも留年」って、馬鹿教務も存在するから、早めに行動すること。過去の留年事例をを抑えるために、近年の企業側の学生拘束時間が長くなっていることをさりげなく書き込んでおくこと、ついでに都合のよさそうな事例も調べておきな。 あ~、そうそう、大学でその教授よりも職位が上で、教授会での声のでかい教授に相談しておくように」 ―――と、先日伝えた。
娘の大学には知りあいの教授もいるので、その人に相談しても良いかと思っていたが、
ゼミの教授が次期学部長だそうで、その教授に頼んだのだそうだ。 どうなることやら。
本郷の仕事の後だったので、近場の上野で食事をしようという話になる。
剣士娘は犬シェフのワインバル【PINO】に行きたかったらしいが、店が変わって(内装はほぼ同じ)
おしゃれな日本酒専門店になっていた。 何気に外国人向け。
メニューが違っていたらしょうがないので、そちらの店はあきらめて、
周辺にも店、【燻製工房GAGA】 というところに入ってみる。
店内の燻製の香りと、ソファ席のおしゃれさにちょっとビビるが、メニューの価格はリーズナブル。
面白いのはすべてに燻製、とついていることだ。
はじめに突き出しで、サラミやマカロニ、柿の種(米菓子)の燻製が出てきた。笑うしかない。
スモークベーコンのサラダ。これは比較的ありがち。
燻製海胆・燻製サーモンとキノコのクリームニョッキ。
スモークカマンベールのピザ。
お勧め店です。
(スモークデザートも良さ気だったのだが、別の店でケーキを食べようと思っていたのでパス)
さて次は、東京ミッドタウン日比谷に移動。
金曜日なのに人が少ないのは寒いせいだ。
和カフェの 【林屋新兵衛】 のほうじ茶スイーツを食べてみてほしいのだそうだ。
ちょっとまて、カップ一杯のほうじ茶が700円?
あ。でも美味い。めっちゃ美味い。 落雁のお茶犬もかわいい。
そしてケーキ。
何だこのサイズは~~、と、思うくらいデカイ。
味はいい。味はいいけど……二人か三人でちょうどくらいだね。
我々のテーブルに運ばれてきたのを見て、隣の女性二人が、「うわっ」といったのが印象的だった。
剣士は、先週の私らの状況(←友達と来たらしい)、と、笑っていた。
こちらもクリームベースで、中に寒天やほうじ茶アイスがたっぷり詰まっていて、おいしかった。
一杯100円くらいだから、これは決して高くない。
高いのはわかっているが、また足を運んでしまいそうだ。